ルネサス火災:3月21日時点の復旧状況:16日に日米首脳会談(動画):
Renesas Fire: Restoration status March 21: Japan-US summit on 16th:
瑞萨消防:截至3月21日的恢复状态:16日日美首脑会议
ー再開目標を死守ー
ルネサスエレクトロニクス:
火災による生産停止中の那珂工場(茨城県ひたちなか市)
300mmウエハーライン:
配線用銅メッキ装置の調達が、いちばん難航している。
配線用銅メッキ装置については、他の装置で一時的に代替する。
配線用銅メッキ装置の代替生産:
被災した装置4台のうち、2台の納期が6月以降になるもよう。
他の装置で一時的に代替し、当初の生産・出荷復旧計画を堅持する方針。
自動車向け生産:
主力ラインの復旧を急ぐ。
「主要顧客の間でくすぶる半導体の供給不安」を払拭する。
ルネサスの説明会:
ルネサスは、3月30日説明会を開催した。
「火災の影響で、新たに調達の必要な製造装置が、計23台ある」と公表していた。
そのうち2台の銅メッキ装置の調達時期が、最も遅い6月以降とされる。
ルネサスは、納期短縮に努力しているが、状況は変わっていない。
銅メッキを既存装置で代替:
銅メッキ作業を既存装置で代替する。
当該装置の空白期間を、一時的にしのぐ方針。
ただ、「代替する装置への負荷が増えて、生産効率が落ちる見込み」
1カ月以内で生産再開:
ルネサスは、「3月19日の火災発生から1カ月以内の生産再開」を目指している。
その後、
- 火災から100日程度で、
- 火災前の出荷水準へ回復を図る、
- 復旧は、装置の調達状況次第とのこと。
クリーンルームの運転再開:
ルネサスは、4月9日にクリーンルームの運転を再開した。
- 取引先や製造装置メーカー、
- 部材メーカー、
- 建設会社が、
1日当たり最大1600人が現地入り、復旧作業にあたった。
そして、
- クリーンルーム内の床や、
- 床下、壁、天井を清掃したほか、
- 天井のエアフィルターも交換し、
部屋全体の除染を終えた。
ルネサスの火災事故:
「2020年末から続く、世界的な半導体不足」に拍車をかけた。
自動車メーカーは、現在も世界各地で車減産を強いられている。
日米首脳会談16日開催:
半導体の安定調達は、日米欧中心に喫緊の課題となっている。
4月16日予定の日米首脳会談でも、主要な議題になる見通しだ。
ー3月21日時点の復旧状況ー
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