中国:相次ぐEV発火事故一覧:2019年だけで7件発生:
China: Successive EV ignition accidents / list: 7 incidents in 2019 alone:
中国:连续EV点火事故/清单:仅2019年发生7起事故
広州
2019年08月21日
2019年だけでも既に7件の発火事故が報じられている(表参照)
8月12日:雲度新能源汽車:「π3」
中国の雲度新能源汽車(本社:福建省)は8月12日、広西チワン族自治区南寧市で自社の電動スポーツ用多目的車(SUV)「π3」の発火事故が起きたと発表した。
けが人などはおらず、原因は現在調査中。8月10日以降、路上駐車したπ3が炎上する動画がインターネット上で広まっていた。
雲度新能源汽車:国有自動車メーカーの福建省汽車工業集団、福建海源機械などが9億元(約135億円、1元=約15円)出資し、2015年に設立。
8月13日:長城汽車:「欧拉R1」
8月13日には、長城汽車(本社:河北省)のEV「欧拉R1」が、充電ステーションで充電中発火する動画がインターネット上にアップされた。
長城汽車:発火した車両が欧拉R1であることを認め、原因について調査を開始した(「新京報」8月13日)。
欧拉R1:2018年12月に販売を開始し、1~7月の販売台数は1万9,758台。
長城汽車:1984年に設立、海外でもロシアに自社工場、日本に研究開発拠点などを有する。
2018年における同社の自動車全体の販売台数は100万台を超え、SUV「哈弗」シリーズは9年連続で中国SUV市場の販売台数トップを維持している。
6月:上海蔚来汽車:NIO
このほか、6月には上海蔚来汽車(NIO)が発火事故によるリコールを発表(2019年7月10日記事参照)
– ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/08/2cfd10483e784823.html