帝人:炭素繊維(CFRP)’テナックス’:Stuttgart/Stattbahn橋に採用(動画):
Teijin: Carbon Fiber (CFRP)’Tenax’: Adopted for Stuttgart/Stattbahn Bridge:
帝人:碳纤维(CFRP)’Tenax’:在斯图加特/史达芬桥被采用
2020年 5月27日
帝人株式会社:
炭素繊維「テナックス」を使用した炭素繊維複合材料(CFRP)が、ドイツのシュトゥットガルト/シュタットバーン橋のケーブルに採用されました。
シュトゥットガルト/シュタットバーン橋:
シュタットバーン橋は、鉛直に加わる力を、上方に弓のように反った曲線(アーチ)構造を使って荷重を支えるアーチ橋です。
全てのケーブルにCFRPを採用したアーチ橋の建設は、世界で初めて。
炭素繊維「テナックス」:(CFRP)
シュトゥットガルト近郊のA8高速道路上に架かるシュタットバーン橋は、全長127メートルの鉄道用のアーチ橋です。、
重量比強度の高いCFRP製ケーブルを使用することにより、8車線ある高速道路上を支柱なしに横断できる構造を可能としました。
このアーチ橋の72本のCFRP製ケーブルには、当社の炭素繊維「テナックス」が使用されています。
- 鉄鋼製のケーブルに比べ、
- 断面積は1/4で同等の強度を持ち、
- 低コスト化を実現しています。
「テナックス」:メリット
また、大幅な軽量化により、クレーンを使用せずにケーブルを設置することが可能。
鉄鋼製ケーブルの使用時に比べてCO2排出量は1/3、エネルギー消費量は1/2になりました。