台湾3隻目デビュー:4千トン級「雲林」が就役へ
Taiwan’s third ship to debut: 4,000-ton “Yunlin” to be commissioned
台灣第三艘艦首次亮相:4000噸級「雲林號」入役
・「嘉義」、「新竹」に続き、3隻目デビュー
・射程120m・高圧放水銃を3基装備
フォーカス台湾掲載記事からSummaryをお届けします。
「雲林」の就役式:
2024年6月15日、頼清徳総統が巡視船「雲林」に乗船、報道陣に手を振る。
台湾の高雄港で、台湾最大級の巡視船「雲林」の就役式を開催した。
頼清徳総統:
今後、台湾本島、高雄、屏東、離島・澎湖のEEZや、公海に配備する。
1.新造船就役が、台湾のパトロール範囲拡大につながる。
2.引き続き、海洋国家としての優位性を発揮していきたい。
「嘉義」、「新竹」に続き3隻目:
すでに就役している「嘉義」、「新竹」に続く。
「雲林」は、台湾最大の4千トン級で、3隻目の巡視船となる。
1.航続距離は、1万海里(約1万8520キロ)
2.射程120mの高圧放水銃を、3基装備している。
巡視船の国産化プロジェクト:
台湾政府は「国艦国造」プロジェクトを推進中。
1.426億台湾元(2070億円)余りの予算を投入。
2.2018年~2027年で、新型巡視船艇を141隻建造の予定。
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202406150004
台湾:最大の巡視船 引き渡し式典開催
-総統と副総統ともに初出席-
NHK掲載記事からSummaryをお届けします。
巡視船「雲林」の引き渡し式:
3月9日、台湾最大の巡視船を、沿岸警備隊に引き渡した。
総統と副総統が記念式典出席:
そろって出席する初めての対応で、中国の圧力に屈しない姿勢を示す。
巡視船「雲林」の特徴:
巡視船は、全長126.3m、排水量5000t余り
台湾の海巡署が保有するものとしては最大
1.多連装ロケット砲を搭載する
2.甲板はヘリコプターの発着が可能
有事には軍の指揮下に入って戦闘に参加する。
台湾周辺の海域:
2024年2月:
金門島沿岸で、中国漁船の転覆事故が起きた。
中国当局の船が活動を活発化させている。
2月27日:
中国海警局の船3隻が、台湾本島の東の海上を北上。
東シナ海の台湾離島に接近する異例の行動を見せた。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240309/k10014384511000.html