トヨタ系部品:FCV新技術を結集:新型ミライの量産(動画):
Toyota parts: FCV new technology gathered: Mass production of new Mirai:
丰田零件:FCV新技术汇聚:新Mirai的量产
トヨタ系部品メーカー:
FCV関連の最新技術の開発を完了、供給へ。
- 豊田合成、
- デンソー、
- 豊田自動織機、
- 愛知製鋼、
トヨタの新型FCV「MIRAI)」向けに、新開発した部品の供給を開始した。
豊田合成:
表面を薄型化し、かつ強度を保つ技術を盛り込んだ。
いなべ工場で、新型ミライの後部に搭載する、3本目の高圧水素タンクを生産する。
- タンクの外壁にCFRPを巻き、
- 70メガパスカルの高圧に耐え、
- かつ、小型軽量化を実現した。
タンク質量に対する水素の充填量を、1割増やし、航続距離延長に寄与した。
デンソー:
次世代半導体のSiCパワー半導体を使った新型パワーモジュールを開発。
- 従来比で体積は約3割、
- 電力損失は約7割低減し、
- 小型化や燃費向上につなげた。
豊田自動織機:
FCVを駆動させるのに必要な酸素を、送り込むエアコンプレッサー。
「未反応の水素や電気を作りだした後に生じる水」を循環させる水素循環ポンプを新開発した。
コンプレッサー:
空気圧縮ローラーの位置を変えられるようにし、ターボチャージャー並みに回転数を上げて
- 圧縮効率を従来比24%向上。
- 従来比35%の軽量化と、
- 従来比45%の小型化を実現。
商用車だけではなく定置用FC発電機や船舶などにも展開する予定と、採用拡大を視野に入れる。
愛知製鋼:
水素充填口などに使う高強度ステンレス鋼を新規開発した。
従来、強度を高めるには、レアメタルのモリブデンが不可欠だったが、安価な材料である炭素を素材に混ぜた。
水素によってもろくなってしまう素材の弱点を克服。
- コストを従来比で約1割削減しつつ、
- 従来と同等の強度を確保した。
ニュースイッチ
トヨタ MIRAI 新型 豊田合成、高圧水素タンク生産開始 航続距離延長のキーパーツ | トヨタ自動車のクルマ情報サイト‐GAZOO
https://gazoo.com/news/res/20/12/11/r341203/
【トヨタ MIRAI 新型】豊田自動織機、エアコンプレッサーと水素循環ポンプを開発 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2020/12/12/341233.html
【トヨタ MIRAI 新型】レアメタル不使用のステンレス鋼を採用 愛知製鋼 | レスポンス(Response.jp)