富士通:ディープラーニング ーResNet-50学習処理、75秒で完了:
Fujitsu: Deep Learning-ResNet-50 Learning Process Complete in 75 Sec:
富士通:深度学习-ResNet-50学习过程在75秒内完成
富士通研究所:高効率な分散並列処理
富士通が、ディープラーニングソフトウェアを高速化する技術を開発し、産業技術総合研究所に導入しました。
「AI橋渡しクラウド(AI Bridging Cloud Infrastructure)」を利用し、学習に要する時間を測定したところ、世界最高速を達成しました。
近年、ディープラーニングの普及に伴い、高速に学習処理を実行できるアルゴリズムが求められています。
過去2年間で、当初の30倍の高速化が進んでいます。
ディープラーニング処理速度の測定:
ResNet-50(ベンチマーク画像認識ニューラルネットワーク)において、画像認識精度を競うコンテスト’ILSVRC2012(注5)での学習時間’が比較されます。
今回、富士通研究所がHPC開発技術にもとづき、1GPUあたりの計算量を拡張する技術を開発し、高効率な分散並列処理を実現しました。
AI Bridging Cloud Infrastructure測定:AI橋渡しクラウド
ベンチマーキング実施では、ABCI・2,048個分のGPUを利用。
ディープラーニングソフトで測定した結果、従来の最速記録より、30秒以上短縮。
世界最高速(注6)となる74.7秒で、学習が完了することを確認。
富士通