🚖野村総研、モスクワ市における高度交通信号システム実証で大幅な渋滞緩和に成功
NEDO、(株)京三製作所、(株)野村総合研究所は、ロシアのモスクワ市交通管制センター(TsODD)と共同で実施していた高度交通信号システムの実証事業を完了しました。
本実証事業では、モスクワ市内の深刻な交通渋滞の解決に向けて、同市内の5カ所の連続する交差点に同システムを設置し、車の移動時間の短縮効果の検証を行い、その結果、混雑時間帯で最大40%の渋滞緩和効果を確認しました。
今回の成果により、車の燃料消費低減によるCO2排出量削減と、移動時間短縮による経済活動の活性化への貢献が期待できます。また本実証事業で得られた成果をもとに、今後、ロシアの他の地域への高度交通信号システムの展開を目指します。 野村総合研究所(NRI)