日本アビオニクス:パルスヒートで異種材接合:CFRPとアルミ直接接合(動画):  Nippon Avio: Dissimilar materials with pulse heat:Joining of CFRPーaluminum: Nippon Avionics:通过脉冲热进行异种材料粘合:CFRP和铝直接粘合

日本アビオニクス:パルスヒートで異種材接合:CFRPとアルミ直接接合(動画): 
Nippon Avio: Dissimilar materials with pulse heat:Joining of CFRPーaluminum:
Nippon Avionics:通过脉冲热进行异种材料粘合:CFRP和铝直接粘合

ーパルスヒートによる精密部品向け異種材接合ー

日本アビオニクス:

精密接合機器技術を応用し、

  1. 熱可塑性CFRPと、アルミニウム合金を
  2. 締結部品や接着剤を使わずに、

直接接合する異種材接合技術を開発しました。

マルチマテリアル化:

非樹脂と金属を併用したマルチマテリアル化が進んでいます。

軽量で高強度材料のCFRPは、航空機や自動車に採用され、非常に注目されております。

従来:熱硬化性CFRPの問題

しかし、熱硬化性CFRPは、

①二次加工の難易度が高い
②冷蔵管理を要する
③量産性が低い
④リサイクルが困難である

など課題がありました。

今回:熱可塑性CFRPの登場

熱可塑性CFRPは、熱硬化性CFRPの欠点を解決できる素材として注目。

今後、「多くの分野で熱可塑性CFRPと金属の精密接合の採用」が見込まれます。

従来の接合工法:

金属と熱硬化性CFRPの接合では、接着剤による接着接合や、ボルト等で締結する機械的接合が主流でした。

今回開発した接合工法:

表面処理を施した熱可塑性CFRPと

アルミニウム合金を、パルスヒートユニットで、接合します。

  1. 5mm×20mmの小エリアを直接接合して、
  2. 引張剪断強度30MPaの接合強度を得ること、

が可能です。

パルスヒートユニット:

加圧ヘッドに搭載した、

  1. ヒータチップに電流を流し抵抗発熱させ、
  2. ヒータチップを接合対象物に押し当てて、
  3. あらかじめ設定した温度プロファイルで

局所加熱と精密な加圧で、スポット接合する装置です。

本製品は国内外で多くの小型情報機器や小型精密部品の生産に貢献しております。

ニュースリリース|日本アビオニクス

https://www.avio.co.jp/news/html/201006.html