川崎重工:新型の水素液化機開発:ー253度で液化、体積を800分の1(動画):
KHI: a new hydrogen liquefier: Liquefaction at -253 degrees, volume 1/800:
川崎重工:新型氢液化器的开发:-253度液化,体积1/800
川崎重工:新型の水素液化機
川崎重工は、商用化に向け「新型水素液化機による実証試験」を播磨工場で開始しました。
実証試験:
新たに開発した水素液化機は、2014年開発の従来機より、液化効率が約20%向上しました。
業界トップクラスの性能を達成しました。
実証試験(液化能力 約5トン/日)は、2020年5月まで連続運転を実施します。
川崎重工:水素液化技術
当社は、水素貯蔵および輸送で、マイナス162度で天然ガスを液化する技術を開発しました。
水素は、マイナス253度で液化することで、体積が800分の1になる性質があります。
これに着目して、「2014年純国産独自技術による水素液化システム」の開発に成功。
新型水素液化機は、「圧縮した水素ガスを、冷凍サイクルで冷やされた水素と、液化機内で熱交換する」ことで、冷却します。
「1日あたり約5トンの液化水素を生産する能力」を有します。
液化工程を改良し、「液化効率を約20%向上させ、本体重量を30%軽量化する」ことでコストダウンを達成しました。
今後、「1日あたり約25トンの液化水素を生産するシステム」を、ラインアップとして整えていく計画です。
プレスリリース | 川崎重工業