米国：世界最大のプラごみ排出国：Science Advances（動画）：
USA: World’s Largest Plastic Waste Discharge: Science Advances：
美国：世界上最大的塑料废物排放国：科学进展
Science Advances：
研究10月30日付けで学術誌「Science Advances」に掲載された論文は、
プラスチック消費国としての米国のあり方を改めて検証しました。
廃棄物の管理について米国はまだまだやるべきことがあると結論付けている。
論文によると：
プラスチックの生産量：
プラスチックの生産量では、確かに中国が最大です。
プラスチックの排出量：
排出量では米国が4200万トン（2016年）と圧倒的に最大だ。
さらに、沿岸部で適正に処理されず廃棄されるプラスチックごみの量においても、世界で3番目に多いと推定している。
米国のリサイクル量：
米国はプラスチックごみの90％を埋め立てたり焼却しており、リサイクルしているのは10％に達しない。
そしてリサイクル可能なプラスチックごみの半分を、30年もの間、海外に輸出してきた。
中国が廃プラスチック輸入禁止：
米国の輸出先は、中国のほか、ごみ処理のためのインフラが整っていない発展途上国だった。
しかし、2018年中国が国内の環境問題改善のために廃プラスチックの輸入を禁止した。
米国の環境保護局：（EPA）
2020年10月に発表した海洋ごみ対策の計画では、アジアの5カ国が名指しされた。
毎年、海に流出しているプラスチックごみの半分以上が、
- 中国、
- インドネシア、
- フィリピン、
- タイ、
- ベトナム、
由来のものだというのだ。
科学者がEPAに反論：
このEPAの表現には、問題がある。
米国が、プラスチック問題を歪曲している。
海洋ごみは、アジアの問題であるという米国の独りよがりな認識を広めることにつながるからだ。
10月30日付けで学術誌「Science Advances」に掲載された論文
プラスチック消費国としての、米国のあり方を、改めて検証した。
廃棄物の管理について米国はまだまだやるべきことがあると結論付けている。
ナショナル ジオグラフィック日本版
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/110400641/
The US is one of the world’s biggest sources of plastic pollution – The Verge
https://www.theverge.com/2020/10/30/21542109/plastic-waste-united-states-ocean-pollution-study
Plastic pollution: US and UK world’s top sources of waste, suggests new study