無人ヘリコプター：200kgの貨物搭載能力を実証
Unmanned helicopter: Demonstrates 200kg cargo capacity
無人直升機：展示200公斤貨運能力
・川崎重工の無人機’K-RACER’がデビュー
・ドローンでは無理な重量物を無人で輸送
川崎重工ニュース掲載記事からSummaryをお届けします。
川崎重工
12月22日、福島ロボットテストフィールドで、無人ヘリコプターの実証機の試験を実施。
「K-RACER-X2」 200kgの貨物搭載能力を、遠隔操縦で確認した。
ドローンと無人ヘリコプター：
日本で開発された無人ヘリコプターで、最大の貨物搭載能力だ。
１．一般的なドローンでは、重量物を運ぶことができない。
２．重量物の長距離・大量輸送を実現し、社会課題解決を図る。
新たな物流サービス：
１．危険で過酷な現場作業に対応する。
２．災害発生時の安全な物流確保する。
日本は、山間地が多い。また労働人口減少で輸送能力が減少中。
大量・長距離物流の無人化：
当社は、K-RACERで物資輸送サービスの提供。
物流における無人化、省人化を目指す。
長野県伊那市から委託：
長野県伊那市からの委託事業で、山小屋への物資輸送の飛行実証を行う。
自動吊下げシステム：
本システムは、荷揚げから荷降ろしまで、一切人の手を介さない。
完全シームレスな無人輸送サービスを実現した。
＜K-RACER-X2 基本仕様＞
–メイン・ローター直径：7m
–最大搭載量： 200 kg（標高 0m）、100kg（標高3,100m）
–駆動方式： レシプロ・エンジン
–燃料：ハイオクガソリン
–航続距離：100km 以上
–連続運用可能時間：1 時間以上
https://www.khi.co.jp/news/detail/20241112_1.html
K-RACER-X2 Unmanned Helicopter Demonstrates Top Useful Load Capacity of 200kg
Kawasaki Heavy Industries, Ltd.
January 12, 2024
KHIKHI announced today that it has successfully tested the K-RACER-X2 unmanned demonstration helicopter at the Fukushima Robot Test Field’s Namie Runway.
The test demonstrated the useful load capacity of 200kg,
the largest ever flown by an unmanned aircraft developed in Japan.
https://global.kawasaki.com/en/corp/newsroom/news/detail/?f=20240112_4742
Elroy Air：ハイブリッド型VTOLの試験飛行に成功
Forbes JAPAN掲載記事からSummaryをお届けします。
ドローン企業Elroy Air：
米サンフランシスコに本拠を置くドローン企業Elroy Air。
1月16日、世界初のハイブリッド型電動垂直離着陸機（hVTOL）の試験飛行に成功したと発表した。
エルロイ・エア：デービッド・メリルCEO
チャパラルC1の飛行試験：
カリフォルニア州バイロンの空港の施設で実施。
１．今まで、チャパラルC1の試験は、’機体を地面につないだまま’で行われた。
２．今回は、高度7.2mまで垂直上昇し、57秒間ホバリング後、着陸に成功した。
チャパラルC1の仕様：
１．300～500ポンド（136～227kg）の貨物ポッドをピックアップ。
２．300マイル（483km）離れた目的地まで運ぶ。
３．荷下ろし後、ポッドを再ピックアップする。
ハイブリッド方式を採用：
ガスタービン駆動の発電機と、バッテリーを組み合わせた。
しかし、このバッテリーは、まだ長距離に対応していない。
エルロイ・エアの販売先：
エルロイ・エアは、すでに約900機を受注したと豪語している。
垂直航空サービスのブリストウ・グループや、米空軍とも3件の契約を獲得。
物流大手フェデックス、LCIアビエーションと契約を締結。
エルロイ・エアの人事：
2020年11月まで米国防長官を務めたマーク・エスパー氏を、取締役会メンバーに迎えた。