ツバメインダストリ:「ARCHAX」を開発
Tsubame Industry: Developed “ARCHAX”
燕工業:開發“ARCHAX”
ー世界初の搭乗型ロボット登場ー
ー「動くガンダム」製作者も参加ー
NHK放送記事からサマリーをお届けします。
ベンチャー企業:ツバメインダストリ
世界初の“搭乗型ロボット”「ARCHAX」を開発した。
「ARCHAX」と命名
古代の鳥“始祖鳥”(Archaeopteryx)が名前の由来である。
NHKが、内覧会の前に開発現場を取材した。
初めて見た感想:
機体の胸部にあるコックピットに感動した。
機体外部に9つのカメラが装備。。
コックピットで、モニター映像を見ながら操縦する。
コントローラーで操作
上半身:2本のコントローラーで操作。
ロボットの腕や手を自由自在に動かす。
下半身:四輪駆動で自動車のように走る。
重心を低くした「ビークルモード」に変形。
最大時速10kmでの走行が可能だ。
ベンチャー企業の社長:
吉田龍央社長:
ロボットを開発したベンチャー社長は、25歳の若者。
巨大ロボットに挑戦:
夢は膨らんで、今度は巨大ロボットに挑戦。
開発資金と従業員を集め、2021年に新会社を設立。
吉田龍央社長の感想:
大学で、ロボットハンドの技術を学んだ。
在学中に、筋肉の電気信号による「筋電義手」の会社を立ち上げた。
石井さんからノウハウを凝縮し、教えてもらっている。
ベンチャー企業の助っ人:
そこに1人の助っ人が現れた。 石井啓範さん、49歳だ。
「動くガンダム」のテクニカルディレクター:
石井さんは、建設機械メーカーで、腕のように動く「双腕重機」を開発。
横浜「動くガンダム」のテクニカルディレクターを務めた経歴を持つ。
現在は、この会社のCTO(最高技術責任者)設計から工程管理など全体を統括。
石井啓範さんの感想:
私は、ガンダム世代。
学生時代からロボットの研究を続けてきた。
今回のロボットは、自分の夢に一番近い。
日本の技術を結集:
搭乗型ロボットには、日本の技術が詰まっている。
動力源のバッテリー
動力源となっているバッテリーは、EVの最先端製品を搭載。
ロボットのアーム
吉田さんの義手技術を応用するとともに、日本のモーターが使われている。
ロボットの骨組み
建設用重機専門の鉄工所が、骨組みを担当した。
ロボットの外装
F1カー向け繊維強化プラスチックの職人が、外装を担当した。
富裕層ターゲットに販売:
このロボットを、エンターテインメント向けに販売する。
販売価格は“4億円”
ジャパンモビリティショー
(東京モーターショー)
この秋「ジャパンモビリティショー」で、一般公開する。
将来、建設現場や災害復旧、宇宙開発向けのロボットを目指す。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230905a.html