トヨタ:福島で「グリーン水素」活用へ:FH2Rプロジェクト(動画):
Toyota: To utilize “green hydrogen” in Fukushima: FH2R project:
丰田:在福岛利用“绿色氢”:FH2R项目
トヨタ:
豊田章男社長が、3月5日、水素製造施設・福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)を視察しました。
- グリーン水素を、
- 自動車産業がどう運び、
- 自動車産業がどう使うか、
「トヨタも、実装に参加させていただきたい」と述べた。
トヨタが、福島県内で、水素活用の実証を行う構想を明かした。
福島水素エネルギー研究フィールド:(FH2R)
FH2Rは、太陽光発電の電力を用い、水を電気分解し、水素を製造する施設。
2020年3月に、水素製造施設が稼働した。
FH2Rは、年間900㌧の水素製造能力を持つ。
またFH2Rは、再エネによる水素製造技術確立が目的。
トヨタが参加:
現時点では、製造した水素の活用先が、限定的となっている。
トヨタでは、FCVや燃料電池トラック、燃料電池による定置型電源などの活用を促す。
世界の水素消費拡大を、後押しする考え。
一般社団法人 日本自動車会議所
https://www.aba-j.or.jp/info/industry/14687/
豊田会長:カーボンニュートラルの重要性
ーカーボンニュートラルは、自動車業界だけでは達成できないー
エネルギー・グリーン化が必須:
2050年までに、クルマを作って最後に廃棄するまでの一連の流れで、二酸化炭素をゼロにする。
これがクルマにおけるカーボンニュートラルのひとつの定義。
「ライフサイクルアセスメント」の重要性:
- 材料から部品の製造、
- 車両の製造、
- 車両の廃棄まで、
全過程で、二酸化炭素をカウントするやり方で考える。
「同じクルマでも作る国によって二酸化炭素の値が変わってくる」という。
これが、豊田会長の唱える「ライフサイクルアセスメント」の考え方である。
日本自動車工業会の提言:
日本は、「再生可能エネルギー発電に、大きくシフトする必要」がある。
「日本の自動車産業で、100万人の雇用が失われるという試算」を明らかにしました。
日本は、火力発電が7割を占めており、CO2の排出量が多い。
ヨーロッパは、再生可能エネルギーの発電比率が高い。
豊田会長、問題点を指摘:
- 日本国内の電力を使い生産した日本車よりも、
- ヨーロッパの電力を使って生産した車の方が、環境に良い。
- 日本車を輸出しても、受け入れられなくなると危機感を示しました。
その結果、「生産拠点を日本から、ヨーロッパなど」に、移さざるを得なくなる。
日本国内の雇用にも大きな影響が出ると指摘。
また、
- 原材料の調達から生産、廃棄まで
- すべての過程で排出される二酸化炭素の削減が欠かせない。
政府に電源構成を改革するよう求める。
テレビ朝日(ANN) – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c7aecfb8d0708f0712d89763366aeca7d6e048a