トヨタ:水素エンジンが急速に進化
Toyota: Hydrogen engines are rapidly evolving
豐田:氫發動機正在迅速發展
ーCO2回収装置を搭載、カーボンマイナス実現
ー使用燃料を、液体水素から液体水素に切り替え
日刊自動車新聞掲載記事からSummaryをお届けします。
GRカローラH2コンセプト:
ー11月11、12日、富士スピードウェイ
トヨタ が、水素エンジンを搭載した「GRカローラH2コンセプト」で参戦した。
前回と比べ、エンジン出力の向上や軽量化、航続距離伸長などを改良。
CO2回収装置を搭載:
大気中の二酸化炭素(CO2)を回収する装置を初めて搭載。
’走行中にCO2をほぼ排出しない水素エンジン’と組み合わせる。
自動車走行中の「カーボンマイナス」を実現。
CO2回収装置の特長:
空気を大量に取り入れるエンジンの特徴を生かす。
CO2をフィルターに吸着させ、エンジンオイルの熱を使って分離する仕組み。
CO2回収装置は、全く動力源を必要としない。
現時点で回収できるCO2は限定的。これあは、ガソリン車にも装着できる技術だ。
液体水素燃料のFCV:
トヨタは、2021年から水素エンジンFCVでスーパー耐久シリーズに参戦中。
2023年、使用燃料を従来の気体水素から、液体水素に切り替えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96cbb184a8e1d6e3e40fab82399e14dc6327c418
トヨタ:豪州で水素エンジン車の公道実験
勝又壽良のワールドビュー掲載記事からSummaryをお届けします。
『ブルームバーグ』(11月11日)
’トヨタ、豪州の公道で『水素エンジンハイエース』の走行実証’と報じた。
オーストラリアでFCV走行実証:
トヨタが、オーストラリアの公道で水素エンジン車の走行実証を行うと発表。
豪州のメルボルン近郊で、「水素エンジンハイエース」 を運行する。
実証期間は2024年1月までの4カ月間。
富士スピードウェイ:
富士スピードウェイで開催の4時間耐久レース。液体水素を燃料とするトヨタの車両が走行。
CO2回収装置を搭載:
また、大気中の二酸化炭素(CO2)を回収する装置をエンジンルームに装着。
『ブルームバーグ』(11月13日)
「トヨタら日本の5社、脱炭素燃料や水素エンジンで連携」と報じた。
トヨタなど自動車・二輪5社:
カーボンニュートラル実現に向け、’内燃機関を活用した燃料の選択肢を広げる’
トヨタとスバルが連携:
バイオディーゼル燃料を搭載した車両で、レースに参戦する。
スバル中村知美社長(当時)が、トヨタとの会見に同席した。
’今回の合成燃料での連携’は、トヨタから提案された案件だ。
マツダ:
マツダが、MAZDA2 Bio conceptでスーパー耐久シリーズに参戦する。
川崎重工とヤマハ発動機:
二輪車向けFCVの共同研究を開始。今後、ホンダとスズキも加えた4社体制となる。
二輪車分野で、内燃機関を活用しカーボンニュートラルを実現する。
EUの取り組みが変化:
EUは、ドイツの要請を受け入れた。’水素エンジン車をEVと同じ扱い’にした。
EUで、’内燃機関を全廃する方針’が変化してきた。
’バイオマス由来の合成燃料やバイオディーゼル燃料’を使用する。
内燃機関の見直し:
「内燃機関の全廃」は、雇用問題とも深く関わっている。
EVだけでは、部品数が大幅に減る。EUの雇用減は明らかだ。
’EUが、合成燃料を認めた理由’は、雇用確保である。
https://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/33738935.html