タイ:遠隔医療システムを稼働開始 Thailand: Telemedicine system begins operation 泰國:遠距醫療系統開始運行

タイ:遠隔医療システムを稼働開始
Thailand: Telemedicine system begins operation
泰國:遠距醫療系統開始運行

ー妊婦の定期健診をリモートで実施

ー「スマート救急車」で遠隔診断

NHK掲載記事からSummaryをお届けします。

タイの妊婦をリモート健診:

タイ北部の山間部のチェンライにある診療所。医師は常駐せず、看護師は2人だけ。

妊産婦死亡率は日本の7倍。新生児死亡率は日本の6倍だ(ユニセフ調べ)。

日本のリモート健診システム:

2022年、この診療所は、妊婦健診用にリモート医療機器を導入。

この機器を、妊婦のおなかにあて、’張り具合や胎児の心拍の詳細なデータ’を収集する。

胎児の心拍などデータ収集:

通信アプリが、データを40キロ離れた拠点病院に転送。

病院医師がアドバイス:

診療所の現地の看護師に対し、健診結果や出産のアドバイスを電話で伝える。

定期健診で、早産リスクにもいち早く対応できる。

日本の開発会社が、タイで研修会を開催中。

https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2023_1116.html

Wearable Fetal Monitor “iCTG”:

– Cloud-type Mobile wireless fetal monitor You can use it anywhere, at any time.

a small and smart Monitor :

a small and smart, wireless fetal monitoring device, able to assist doctor’s tough situations swiftly.

The system comprises of a fetal heart monitor, a uterine contraction monitor, and a tablet.

It has a built-in speaker in the transducer, so it can also be used as a fetal doppler.

Maternal and fetal conditions can be checked via the internet even at distant locations.

Registered with Thai FDA , US FDA :

Fetal Monitor “iCTG” was certified by PMDA in Japan and registered with Thai FDA.

US FDA will be obtained by mid of 2022.

CE mark and Saudi Arabia FDA are preparing for certification.

https://www.melodyi.net/

バンコクを走る「スマート救急車」:

「スマート救急車」で、医師と遠隔でやり取りすることができます。

車内のカメラで、患者の映像を5Gで病院の専門医と共有します。

遠隔で処置を指示:

救急車内のカメラで、映像をリアルタイムで医師と共有。

患者の到着前でも、搬送先の病院から救急隊に、遠隔で処置を指示できる。

救急医療訓練の様子:

バンコクは渋滞が多く、移動時間が長い。車内で処置すれば、患者の救命に役立つ。

今後、スマート救急車を増やし、地域全体をカバーしたい。