🔬SPring-8: 理研、微小タンパク質結晶から迅速に構造決定
理化学研究所(理研)放射光科学研究センター生命系放射光利用システム開発チームは、大型放射光施設 SPring-8 のマイクロビームX線を用いています。
大量の微小結晶から得られたデータを自動的に処理し、迅速な構造決定を可能にするプログラムを開発しました。
本研究成果は、今後、大きな結晶の得られにくい創薬ターゲットとなる膜タンパク質[3]やその複合体などの迅速な構造決定に貢献し、その機能・機構の理解が進むと期待できます。
本研究は、英国の科学雑誌『Acta Crystallographica Section D』(5月号)のオンライン版(4月24日付け:日本時間4月25日)に掲載されました。
理化学研究所