SPring-8:酸化反応、軌跡可視化成功ーCommunications Chemistry(動画):
SPring-8: visualization of oxidation reaction and locus-Communications Chemistry:
SPring-8:氧化反应和基因座可视化的成功 – 通信化学
理研:放射光科学研究センター:
北陸先端科学技術大学院大学:
“3次元放射光・ナノイメージングとデータ科学の融合”に成功しました。
酸素吸蔵・放出材料[4]粒子内で起きる酸化反応の軌跡の可視化に成功しました。
3D-HXSPの開発:
「3次元硬X線スペクトロタイコグラフィ(3D-HXSP)法」を開発しました。
先ず、硬X線タイコグラフィ[1]と、コンピュータトモグラフィ(CT)[2]を組み合わせます。
組み合わせることで、材料試料の3次元空間分解X線吸収微細構造(XAFS)[3]を取得できました。
研究成果:
本研究成果は、さまざまな先端機能性材料のナノ構造・化学状態分析に応用されるものと期待できます。
大型放射光施設:「SPring-8」[5]
大型放射光施設「SPring-8」[5]で測定を行いました。
- タイコグラフィの高空間分解能を維持したまま、
- セリウムを含む試料粒子の3次元空間分解XAFSスペクトルの取得
- 価数分布の3次元空間可視化
に成功しました。
本研究は、英国の科学雑誌『Communications Chemistry』のオンライン版(4月26日付け:日本時間4月26日)に掲載されました。
-TOHOKU UNIVERSITY-
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/05/press-20190426-re.html