韓国ハンファと独ティッセン:カナダ新潜水艦の適格候補に選定
・韓国は「官民ワンチーム」で、CPSPの受注決選へ
・独TKMSは単独で、CPSPの適格候補で韓国と対決へ
韓国・中央日報掲載記事からSummaryをお届けします。
韓国ハンファVS独ティッセン:
韓国が、カナダ・次期潜水艦事業の決選に残った。
総額は、最大60兆ウォン(約6兆3500億円)にのぼる。
カナダ首相がドイツ訪問:
しかし、カナダ首相が、発表の当日に、ライバルのドイツ造船所を訪れた。
韓国は、「ドイツを追い上げなければいけない競争」である。
カナダ政府の発表:8月26日
カナダは、韓国ハンファオーシャンと独ティッセンクルップマリンシステムを、次期潜水艦計画(CPSP)の候補に選定した。
韓国は、ハンファとHD現代重工業の「ワンチーム」で、CPSPに臨んでいる。
カナダのCPSP計画:
1.カナダは、北極圏を防御するため、ロシアと中国に対抗して通常動力型潜水艦8-12隻を確保する。
2.カナダ国防省は、全体事業予算を最大600億カナダドル(約60兆ウォン)と見込む。
予算は、導入後30年間、維持・補修・整備(MRO)費用まで合わせた金額だ。
今回の事業への参加国:
1.フランスのナバルグループ、
2.スペインのナバンティア、
3.スウェーデンのサーブなど欧州の代表的な防衛産業企業も挑戦した。
ついに、ハンファオーシャン・HD現代重工業コンソーシアムとtkMSが、「予選」を通過した。
韓国ワンチームの提案書:
3000トン級張保皐(チャンボゴ)-IIIBatch-IIを、カナダに提案した。
大気依存推進装置(AIP)とリチウムイオンバッテリーを搭載する。
3週間以上の潜航が可能だ。
ドイツTKMSの提案書:
一方、tkMSは、2500トン級212CDを提案した。
212CDは、音波探知機(SONAR)に対して、低被探知のステルス形状で設計されている。
韓国造船業界・関係者の見解:
1.性能は韓国潜水艦が優勢だが、ドイツの潜水艦も基準を満たしている。
2.結局は、「性能以外の変数で結果が決まるだろう」と話した。
韓国がCPSPを受注すれば、韓国防衛産業は地上・海上・空中の多様なポートフォリオを備える。
韓国政府が掲げた「防衛産業4大強国」の進入路でもある。これを逃した場合、今後の影響が大きい。
性能以外の変数とは:
この関係者が言及した「性能以外の変数」は大きく3つある。
1.まずは、運用支援(ISS)が重要だ。カナダが潜水艦を30年間運用支援する能力が必須だ。
2.次は、産業技術ベネフィット(ITB)が重要だ。「武器の提供国は、カナダに対し経済的価値を創出すべき」である。
ISSとITBでは、「韓国がドイツを上回るという」のが造船業界の評価だ。
結局、経済・安全保障協力で決まる可能性が高い。