京都大学:21 世紀の元素周期表:エレメンタッチR Ver. 2:
Kyoto Univ: Periodic Table of the 21st Century: Element Touch R Ver. 2:
京都大学:21世纪元素周期表:Element Touch R Ver.2
京都大学:
現在広く使われている周期表は、1869 年にメンデレーフによって考案された短周期表から出発ています。
その後、1905 年にヴェルナー(1913 年にノーベル化学賞を受賞)によって改良されたといわれる長周期表です(下の図)。
今からおよそ 100 年も前にこの表が考案されたことは素晴らしい偉業といえます。
しかし、一見不合理な点もあります。
そこで 21 世紀に入ったこともあり、従来の周期表を一旦解体して新たな視点で作成しました。
それが、この立体周期表“エレメンタッチ”です。
【エレメンタッチの特徴】
長周期表は最も完成度の高い周期表といえます。
しかし、それでもまだ完璧ではありません。
エレメンタッチは、元素記号をらせん状に並べた新しい周期表です。
長周期表の問題点を解消することに成功しました。
エレメンタッチでは:
同じ縦の列にならぶ元素で置き換えることで、新しい素材が見付かることがよくあるのです。
【エレメンタッチの色】
サンゴ礁のビーチをイメージして、電子の配列の似た元素ごとに色分けしています。
1.s 電子系元素:スカイブルー
2.p 電子系元素:サンドイエロー
3.希ガス元素:ピンク
4.d 電子系遷移金属元素:マリンブルー
5.f 電子系遷移金属元素:コーラルグリーン
http://www.ss.scphys.kyoto-u.ac.jp/elementouch/files/kaisetsu_060603.pdf
京大、原子核の周期表を考案 形状・安定性、一目で確認 | 日刊工業新聞 電子版