京セラ:2025年めどにEV電池参入:24Mテクノロジーズ(動画):
Kyocera: Entering EV batteries by 2025: 24M Technologies:
京瓷:到 2025 年进军电动汽车电池:24M Technologies
ー展開する「クレイ型」とは?ー
2022年1月28日
京セラ:
2025年をめどに、EV駆動用蓄電池市場への参入を検討している。
クレイ型L iBをEVに展開:
「住宅定置用電池として開発したクレイ型リチウムイオン蓄電池」を車載に展開する。
外部生産委託を活用:
2025年ごろまでに外部生産委託を活用する。
生産容量を倍増し、製造コストを低減する。
車載電池は成長をけん引する中核事業の一つになりそうだ。
京セラのクレイ型電池:
2020年、
世界初のクレイ型電池の生産を開始した。自社ブランドの住宅定置用電池として商品化。
2021年、
野洲工場内スマートファクトリーで、生産容量年200メガワット時のクレイ型電池生産を開始した。
住宅向け蓄電池の実績:
現在、フルキャパシティーの年2万台生産には届かない。
住宅用定置用蓄電池としての実績作りの局面に入る。
車載用電池への参入:
京セラは車載用電池で、「エネルギー密度を高めた次世代クレイ型の開発」を進める。
「高密度化で小型化が進めば、ドローン向けセル開発」も視野に入れている。
導入コスト半減の計画:
2019年、
導入コストは、工事費込みで1kw時当たり19万円。2025年、
この導入コストを25年には9万円に半減する計画だ。クレイ型電池とは:
電極に電解質を練り込み粘土状とした構造。
電解液を用いた従来のリチウムイオン電池と比べ安全性が高い。
従来の液系電池と比べ:
電解液を満たした安全性が高く、衝撃で変形しても発火しにくい。
電極用のバインダー不要:
構造がシンプルで製造コストも安い。
- 電極の厚さも従来の3―5倍にできる。
- 製造プロセスを簡素化できるのが特徴。
米ベンチャー
24Mテクノロジーズ24Mテクノロジーズと共同開発し、京セラが世界で初めて商品化した。
ニュースイッチ
24M Technologies Accelerate Production, Lower Costs
DISRUPTIVE IMPROVEMENTS IN COST, WEIGHT, SPACE, RECYCLABILITY, AND SAFETY
24M is solving the grand challenges for a better energy future by revolutionizing the lithium-ion cell manufacturing process and platform.
We provide a simpler, more reliable, safer manufacturing process that accelerates production while lowering the costs of existing and next-generation cell technology
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