JAXA:Rotating Detonation Engine:衝撃波を推力に(動画):
JAXA: Rotating Detonation Engine: Using shock waves as thrust:
JAXA:旋转爆震发动机:使用冲击波作为推力
ー新エンジン技術 世界初の宇宙実証ー
JAXA:
7月27日午前5時30分、内之浦宇宙空間観測所から「S520-31号機」を打上げた。
「デトネーションエンジン」搭載:
メタンと酸素が反応して起きる衝撃波を推力に変える最新技術。
宇宙空間で実証:
「デトネーションエンジン」と呼ばれる技術を、世界で初めて宇宙空間で実証した。
- メタンと酸素の混合ガスを燃焼し、
- 膨張する秒速2キロの衝撃波を、
- 推力に変えるエンジン技術を、
世界で初めて宇宙空間で試験した。
実験データのメモリーが入ったカプセルを海上に降下させ、ヘリコプターで回収した。
南日本新聞
https://373news.com/_news/?storyid=140929
構想から60年:“爆発”のエネルギーで飛ぶロケット
ー実用化に向けた道筋が見えたー
ーデトネーション波の無限ループー
Rotating Detonation Engine:RDE
RDEでは、水素と酸素が燃焼室に送り込まれる。
細い管を使って衝撃波を燃焼室内に送り、デトネーションを誘発する仕組みだ。
デトネーションの仕組み:
エンジンの最前部に、数十個の燃料噴射器から水素と酸素が送り込まれる。
圧力波が燃焼室内を進むにつれ、より多くの水素と酸素に衝突する。
送り込まれたばかりの燃料と酸化剤にデトネーション波(衝撃波を伴う燃焼波)が衝突。
気体となった燃料の温度と圧力が、急激に上昇する。
これによって気体が燃焼すると、炎が放出されてロケットエンジンから噴出する。
WIRED.jp
https://wired.jp/2020/05/15/after-60-years-explosion-powered-rockets-are-nearly-here/