現代重工:豪海軍/加海軍から受注獲得へ
Hyundai : To receive orders from Australian/Canadian Navy
現代重工:接收澳洲海軍/加拿大海軍訂單
・GE Aerospace/L3Harrisと提携契約
・豪州は今後10年間、32兆円を国防投資
中央日報掲載記事からSummaryをお届けします。
韓国の現代重工:
1.豪海軍の汎用フリゲート受注戦に向け、GE Aerospaceと提携
2.加海軍の潜水艦受注戦に向け、L3Harris と提携
また、水上無人艇開発に向け、Palantirと手を組んだと発表した。
現代重工のKSS-III潜水艦:
4月4日、KSS-III/BatchI(鳥山安昌浩級潜水艦)の3番艦を、韓国海軍に引き渡した。
引き渡し式典に8カ国参加:
次の各国は、韓国・KSS-III導入を検討中だ。
カナダ、フィリピン、ポーランド、ペルー、コロンビア、エクアドル、オーストラリアが、式典に参加した。
米国も、韓国とMRO事業を検討中。政府関係者が式典に出席した。
現代重工業とGE Aerospace:
Sea Air Space 2024で「輸出向け艦艇に最適化された推進システムの共同開発」で合意棲み、
GE Aerospaceは、KSS-III潜水艦向けにガスタービンを供給する。
1.輸出向け艦艇のMRO事業展開でも協力する
2.豪州が調達予定の次期汎用フリゲートを獲得したい
現代重工とL3Harris:
カナダ海軍向け潜水艦事業での協力につき合意した。
Hanwha OceanとBabcock:
Hanwhaは、加海軍の受注戦に向け、既にBabcockとも提携済。
現代重工とHanwha Oceanは、KSS-IIIの売り込みで競合する。
現代重工業とPalantir:
Palantir Technologiesは、米陸軍や米海軍を顧客にもつ。
1.武装可能な水上無人艇(USV)の共同開発で合意
2.Avikus/Palantir開発のAIソフトを、USVに搭載したい
豪州:今後10年間で国防に投資、最大の強化は海軍
豪州のマールズ国防相:
4月17日「今後10年間、国防支出を503億豪ドル(320億ドル=5兆円)増額する。
1.2034年までの国防支出額は、3,300億豪ドル=32兆円の見込み
2.GDPに占める国防費割合が、2.0%から2.4%に増加
最大1,450億豪ドルを、海軍の強化に投じる。
今後10年間の投資:
最も多くの恩恵を受け取るのは、海軍とのこと。
1.3,300億豪ドルのうち、1,450億豪ドル(40%)を海軍に投入。
原潜の取得、Ghost Shark(無人水中機)などに配分する。
2.最大740億豪ドル(20%)をミサイル関連に投入する。
空軍向けと陸軍向けの長距離ミサイルに配分される予定だ。
韓国企業の動向が活発:
海外企業は豪州の水上艦艇の強化資金を狙っている。
現代重工は汎用フリゲート受注でGE Aerospaceと提携。
Hanwhaも、Austal買収に動いている。