COVID-19:感染症/歴史は繰り返す:ペスト、コレラ、スペイン風邪(動画):
COVID-19: Infectious Disease / History Repeats: Plague, Cholera, Spanish Cold:
COVID-19:传染病/历史重复:瘟疫,霍乱,西班牙感冒
COVID-19:
感染症流行による人々の混乱の様相は、昔も今も大差がないようだ。
また、感染症の流行は人類の歴史を形作る上での大きな要素にもなってきた。
これまでの主要な感染症流行を振り返り、今一度、現在私たちが直面している新型コロナウイルスの蔓延について考えてみたい。
ペスト流行:歴史の光と影
ペストは主にウイルスに感染したネズミなどげっ歯類の動物と、媒介するノミが原因となって引き起こされる感染症。
パンデミックとなった中世のペストは、クマネズミによってもたらされたものであったという。
- ネズミがペストに感染していると
- ノミがペストウイルスを吸い込み、
- ヒトに飛び移った際にヒトへも菌が移され、感染症が引き起こされる。
14世紀:「黒死病」
14世紀には欧州の人口の三分の一がペストにより命を落とした。
そして、人々は病を「黒死病」と呼び恐れていた。
黒死病の蔓延は社会情勢にも多大な影響を及ぼした。
- 農奴解放が促進されるなど旧体制打破への一歩、
- 反面、ユダヤ人が宗教的陰謀のため病原菌を撒いたと噂され、
- 各地でユダヤ人虐殺事件が起きたりもした。
ペスト菌を発見:
1894年、日本の医学博士/北里柴三郎が、500年後にペスト菌を発見、有効な治療法を確立した。
しかし、現在でもペスト感染リスクはあり、2017年マダガスカルで、感染/再流行が確認されている。
(Forbes JAPAN)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200405-00033488-forbes-hlth&p=1