千葉大学病院:iPS細胞で頭頸部がん治療:NKT免疫細胞を投与(動画):
Chiba Univ: Head・neck cancer treatment with iPS cells: NKT immune cells:
千叶大学医院:用iPS细胞治疗头颈癌:给予NKT免疫细胞
千葉大学の本橋新一郎教授
iPS細胞で作製した免疫細胞を、投与してがん治療という、医師主導治験を開始。
頭けい部がん・iPS治療:
鼻や口などにできる頭けい部がんの患者4~18人が対象。
iPS細胞を使うがん治療は、国内では初めてとなる。
理化学研究所:
治験ではiPS細胞を投与する。
- 健康な人の血液から、免疫細胞・NKT細胞を取り出し、
- 理化学研究所でiPS細胞を作る。
千葉大学病院:
- iPS細胞を大量に増やし、NKT細胞に育て、
- がん患者の患部に通じる血管に、2週間ごとに3回投与。
10月14日、1人目の患者に最初の投与を始めた。
問題が起こらなければ投与量を増やし、安全性や効果を調べる。
免疫細胞を使う方法:
既に、血液のがんで効果を発揮し、2017年に実用化した。
この方法は、手術、放射線、薬物治療に次ぐ第4の治療法とされる。
- 従来、患者自身の免疫細胞を利用していたが、
- 今回、iPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)を用いると、
品質が整った細胞を、大量に製造できる。
がん治療のコスト削減につながると、期待されている。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65341120S0A021C2I00000/
世界初、iPS-NKT細胞を血管内に直接投与
2020年6月25日
千葉大学病院
頭頸部がんの新治療法として、免疫細胞「NKT細胞」を用いた治療法を開発。
iPS-NKT細胞を作製
理化学研究所と連携、さらなる生存率の改善を目指す。
- iPS細胞から、NKT細胞を作製した「iPS-NKT細胞」を使い、
- ヒトに投与する治療法を、医師主導治験として行います。。
医師主導治験実施
これまでに「iPS-NKT細胞」が、人の血管内に直接投与されたことは、ありません。
本治験で忍容性(副作用などの発現状況を評価して適切な投与量を検討)、安全性、有効性が確認します。
頭頸部がん患者を対象
頭頸部がん(鼻、口、喉、上顎、下顎、耳などにできるがん)と闘っている患者さんにとって大きな希望となります。
理化学研究所
https://www.riken.jp/pr/news/2020/20200629_2/index.html
世界初、iPS-NKT細胞を血管内に直接投与 頭頸部がんの免疫細胞療法で治験を開始
https://www.m.chiba-u.ac.jp/dept/jibika/files/4915/9348/3776/news_release_20200629.pdf