三菱重工:CO2回収技術・KS―21実証:Mongstad in Norway(動画):
MHI: Demonstrating CO2 capture technology KS-21: Mongstad in Norway:
三菱重工:展示二氧化碳捕集技术KS-21:挪威的蒙斯塔德
ーアミン吸収液商用化へー
三菱重工エンジニアリング:
3月4日、ノルウェーで5月から二酸化炭素(CO2)回収技術の実証試験を始めると発表した。
CO2回収技術の実証:
実証では関西電力と共同開発したCO2を吸収するアミン吸収液「KS―21」を使用。
CO2回収設備の運用コスト低減が期待できる。実証は夏頃まで行う。
「KS―21」の商用化:
三菱重工エンジは年内にも「KS―21」の商用化を目指す。
「KS―21」は関電との共同研究により技術改良を加えた吸収液。
従来品の「KS―1」に比べて揮発性が低く劣化しにくい。
運用中に吸収液の交換頻度を抑えられるメリットがある。
電気新聞ウェブサイト
https://www.denkishimbun.com/archives/111543
三菱重工 | CO2回収プラント
関西電力(株)と共同でCO2回収技術(KM CDR Process™)を開発し、商用化しました。
独自開発のアミン吸収液 KS-1™を用います。
本プロセスを用いたプラントは、全世界13か所で稼働中です(2019年2月時点)
- 多種多様な排ガス源に対応可能、
- 省エネルギープロセスのプラント、
- 再生エネルギー・劣化の少ない吸収液。
CO₂の吸収プロセス:
CO₂を含む排ガスは、排ガス冷却塔で冷やされた後、吸収塔内でアルカリ性のKS-1™吸収液と接触し、排ガス中の CO₂が吸収されます。
CO₂を多く含む吸収液は、再生塔に送られ、蒸気により加熱することで 、CO₂を放出し再生されます。
再生した吸収液は、吸収塔に戻し再利用します。
このプロセスの性能:
対象ガスに含まれる CO₂を 、90%以上回収 (純度 99.9vol%以上) します。
さらに、独自の省エネ再生システムにより、蒸気消費量の低減を実現します。
https://www.mhi.com/jp/products/engineering/co2plants.html
Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Global Website |
Mitsubishi Heavy Industries Engineering to test carbon capture technology at Technology Centre Mongstad in Norway
2021-03-04
Mitsubishi Heavy Industries Engineering Technology Centre Mongstad
・ Testing of proprietary solvent KS-21TM will start from May 2021 at TCM
・ TCM offers state-of-the-art facilities and expertise to ensure successful demonstration
・ MHIENG aims to expand its carbon capture business in the United Kingdom and Europe
Mitsubishi Heavy Industries Engineering (MHIENG), part of Mitsubishi Heavy Industries (MHI) Group,
has entered into an agreement with Technology Centre Mongstad (TCM) to test its proprietary solvent for capturing CO2 at the amine plant located in Mongstad, Norway.
The test campaign will start in May.