💡理研、「鉄腐食の原因菌が電子を引き抜く酵素を持つこと」を証明
NIMS、理化学研究所を中心とする研究チームは、石油採掘用のパイプラインなどで鉄の腐食を進行させる細菌が、鉄から電子を直接引き抜く酵素群を持っていることを明らかにしました。
現在は抗生物質を使った網羅的な殺菌で腐食対策が行われていますが、今後、今回発見された酵素を標的とする薬剤を開発するなど、効率的で環境負荷の少ない防食方法への展開が期待できます。
本研究成果は、Science Advances誌にて現地時間2018年2月16日午後2時 (日本時間17日午前4時) に掲載されました。
NIMS