🎇産総研:高効率な電圧スピン制御を実現する磁気メモリー用材料を開発
-低消費電力の電圧制御型磁気メモリーの実用化に前進-
ポイント
- イリジウム鉄合金の超薄膜磁石の電圧スピン制御効率が従来の3倍に
- 電圧制御型磁気メモリーの実用化に求められる電圧スピン制御効率を初めて達成
- 待機電力不要で、駆動電力が小さい究極の不揮発性メモリーの実現に道
今後の予定
今回開発した材料の量産技術を開発するとともに、垂直磁気異方性と電圧スピン制御効率の一層の向上を目指した新材料・構造の開発を進め、電圧トルクMRAMが使えるメモリー用途の拡大と、実メモリー回路への展開に取り組む。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20171201/pr20171201.html