理研:ミミズの筋肉で小型バルブ開発:外部からの電源不要(動画):
RIKEN:a compact valve with earthworm muscle: no need for external power supply:
RIKEN:开发具有蚯蚓肌的紧凑型阀门:无需外部电源
生命機能科学研究センター:
東京電機大学:
小型バルブ開発:ミミズの筋肉組織を使用
共同研究チーム※は、ミミズの筋肉組織を用いて小型の弁(バルブ)を開発しました。
小型の弁(バルブ)は、電気刺激によらず、化学エネルギーのみで動作します。
今後、この研究成果を元に、「人間の体内(電力供給されにくい)に埋め込んだ機械を、制御するバルブ」に応用します。
本研究は、英国のオンライン科学雑誌『Scientific Reports』(7月8日号:日本時間7月8日)に掲載。
ミミズ・バルブ:今後の開発
人間の生体内の血管は、電気的な刺激なくとも、血液内の化学物質に応答し、収縮または弛緩します。
そして、生体内の血流を、自律的に制御します。
このように、生体の優れた機能を人工的な機械に取り込むことは非常に重要です。
今回試作したミミズ・バルブは、電気を用いず(駆動源にも刺激にも)、動作を外部から制御します。
デバイス性能強化;応用事例
- 体内に埋め込んだデバイス制御
- 薬効試験、医学への応用
- 水流制御装置の工業応用モデル(外部からの電源供給不要)
理化学研究所