日立造船;第二世代型舶用SCR開発ーHitz HP-SCR Mk-Ⅱ(動画):
Hitachi Zosen;2nd generation type marine SCR development-Hitz HP-SCR Mk-II:
Hitachi Zosen;第二代船用SCR开发 – Hitz HP-SCR Mk-II
~4割のコンパクト化実現、船舶の機関室配置計画が容易に~
日立造船:
船舶用ディーゼルエンジンから排出される、NOx(窒素酸化物)排出量削減に貢献します。
舶用SCR(Selective Catalytic Reduction)の第二世代「Hitz High Pressure SCR Mk-Ⅱ」を開発しました。
SCR(Selective Catalytic Reduction):
NOxを含む排気ガスに尿素水を噴霧、脱硝触媒を通過させ、NOxを窒素と水に分解します。
従来の船舶用SCR:
排気ガスに尿素水を噴霧し、蒸発させる蒸発器、
尿素水を噴霧された排気ガスを、脱硝触媒に反応させる反応器、
の2つを主要構成機器としています。
今回開発したMk-Ⅱ:
尿素水の噴霧・蒸発プロセスをエンジン排気管内で行うため蒸発器が不要、
約4割のコンパクト化を達成、機関室配置計画が容易。
様々な船型に適用することができます。
Mk-Ⅱ納入実績:
船舶用エンジン・ライセンサー・MAN Energy Solutions SE(ドイツ)から、
舶用エンジンに適用する舶用SCRシステムのFTA(First Time Approval)を2014年に世界で初めて取得。
これまで合計37台を受注しております。
IMO(国際海事機関):
現在、NOx3次規制※は、北米などのECA(Emission Control Area:指定海域)のみで実施。
2021年1月1日から、北海およびバルト海を新たにECAに追加することが採択されました。
新着情報|Hitz 日立造船