日立造船:モスクワごみ焼却発電所建設:Hitz Innova、ZiO Podrisk(動画):
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2019年07月18日
「日立造船イノバ」:ロシア「ZiOポドリスク」
7月12日、スイス100%子会社「日立造船イノバ」と、ロシアの「ZiOポドリスク」が、ごみ焼却発電プラント設備を「AGC1:代替発電会社1」から受注したと発表しました。
モスクワ市政府:主導プロジェクト
ごみ焼却発電プラント設備が、モスクワ市近郊に建設されます。
- 主要設備のごみクレーン、
- 火格子、
- 排ガス処理設備の設計、
- 機器供給、
もちろん、据え付け・試運転時の技術指導なども全て提供されます。
ごみ焼却発電プラント:設備処理能力
処理能力は年間70万トン。
発電出力は75メガワット。
日立造船にとって、初めてのロシア向け設備の受注です。
今回の契約:合計4プラント
他にも3つのプラントで、同じ業務内容で同企業連合が、請け負うことをAGC1と合意済み。
現在計画されている全4プラントが稼働すれば、モスクワ・ごみ量の3分の1(年間約280万トンのごみ)の焼却処理と、150万人分の消費電力を賄うことができます。
ZiOポドリスク:(2019年1月22日付地域・分析レポート参照)
ロシアにとってごみ埋め立て処分場の削減は喫緊の問題です、
また備を導入すれば、モスクワ州の熱エネルギーを大量確保できます。
設備・資材の調達:
今回のプロジェクトでは、ロシア製品を調達するので、地元経済への貢献は非常に大きい(ZiOポドリスク発表7月11日)。
RTインベスト:AGC1の株主
必要な設備の60%はロシアで調達されます。
ボイラー14基:ZiOポドリスクがが製造
タービン4基:ウラルタービン工場が製造(「RBK」7月12日)。
モスクワ州政府:
2018年1月:ごみ焼却場をナロ・フォミンスク地区(モスクワ南西部)ボスクレセンスク地区(モスクワ南東部)
2021年春:ノギンスク地区(モスクワ東部)
2022年初;ソルネチノゴルスク地区(モスクワ北西部)(「RBK」7月12日)。
– ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/07/8065e44940219551.html
Hitz 日立造船株式会社