日本APB:”全樹脂型LiB”を開発 ー 燃えない!折り曲げOK!:
Japan APB: Development of “All Resin LiB”-Not burn! Bending OK!:
日本APB:开发“All Resin LiB” – 不燃烧!好弯!
APB(東京都港区)
三洋化成工業
ハサミで切っても、ドリルで穴を開けても発火せず、折り曲げもOKです!
平板状の「全樹脂型リチウムイオン電池(LiB)セル」を開発しました。
三洋化成と共同で、電極、集電体、セパレーターなどをすべて樹脂化し、安全性を高めました。
2021年に量産開始します。
全樹脂型LiBの概要:(堀江社長)
- 重ねるだけで直列接続:端子不要、エネルギー密度が高い。
- 構造がシンプル:設備費と時間がかかる乾燥工程が不要。
- エネルギー密度:既存LiBと比べ2―3倍。
- 生産性:約15倍に高められる。
単セルの試作品:
- A4サイズで厚み約2ミリメートル、平均電圧3・7ボルト。畳1畳ほどの大きさにもできる。
- 電力会社向け大型蓄電池などの既存電池代替ディスプレーの背面、
- ロボットの筐体、
- 壁面への埋め込みなど、
形状の自由度が高い特徴を生かした用途向けに提案中。