大阪大学:最古のオーロラの記録を確認:イラク、紀元前660年:
Osaka Univ: Confirming the record of the oldest aurora: Iraq, 660 BC:
大阪大学:确认最古老的极光记录:伊拉克,公元前660年
大阪大学/筑波大学/京都大学
紀元前660年前後に今のイラク周辺でオーロラが出現したことを示す記述が発見されました。
大阪大学などのグループが、「当時作られた粘土板に記されていること」を、確認しました。
世界最古のオーロラの記録(従来よりも100年ほどさかのぼる)として、注目されています。
「アッシリア占星術レポート」:解読
大阪大学や筑波大学などのグループは、紀元前7世紀にアッシリア(今のイラクに当たる)で、当時の天文学者がまとめた「アッシリア占星術レポート」の解読を試みました。
その結果、粘土板(紀元前680年から650年の間に作られたとみられる)に、「赤い光」や「赤い雲」、「赤が空を覆う」といった記述が確認できたということです。
一般的に、オーロラは青や緑に光るものが知られています。
しかし、緯度の低い場所では、赤く光るオーロラが見えることがあります。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191117/k10012179681000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002
最古のオーロラ様現象記録(紀元前660年前後)の発見 -アッシリア占星術レポートの解析- — 京都大学
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2019/191007_1.html