ウクライナ:ドローンを年間100万機製造へ
Ukraine: To produce 1 million drones per year
烏克蘭:每年生產100萬架無人機
・陸/海/空の戦闘で、有効性を証明
・安価な費用、生産性、実効性を発揮
NHK ’おはよう日本’の記事からSummaryをお届けします。
ロシア軍のドローン攻撃:
画面中央の照準のような印が、遠方の戦車を捉えていた。
ドローンが上空からの映像は、戦車に迫り爆破した。
上空から爆発物を投下して、塹壕を爆破する映像だ。
ウクライナ、ロシアが、毎日戦果としてネット上で公開する。
ウクライナ軍のドローン:
ウクライナはこの2年、戦場に大量の無人機を投入した。
皮肉にも無人機の「有効性」を実証したのだ。
1.ウクライナは、ドローン1機を数十万円で製造する。
2.これで、ロシアの8億円の戦車を破壊するのだ。
ドローンの生産性:
大規模生産ラインは不要である。民間でも短期間に大量生産可能。
ドローンの実効性:
ドローンは、レーダーに映りにくい。また迎撃するのも難しい。
1.衛星データで、ピンポイントで敵を狙うのだ。
2.何よりも、兵士の生命を、危険にさらさない。
ウクライナ :ゼレンスキー大統領
今年2月、ウクライナ軍に無人機専門部隊を新設した。
無人ドローンは、陸/海/空の戦闘で、有効性を証明済。
1.国内で、年内に100万機を製造する計画
2.ウクライナには、ドローン専門企業が200社ある
ウクライナのドローン使用事績:
民生用・市販ドローンを改造し、擲てき弾を取り付けた。
ウクライナ軍は、1か月に1万機のドローンを消耗する。
今後、これを大きく上回る生産体制を構築する。
ロシアがドローンを重視:
ロシアは、ドローンを更に重視。イラン製を大量に投入する。
2023年12月ロシア・ショイグ国防相が公表した。
ロシアのドローン生産が、侵攻当初(2022年2月)の16.8倍になった。
ロシア国防省の兵器見本市:
2023年、ロシア国防省兵器見本市を主催した。
ロシア製無人機の近代化急速に進んでいる。
’AI搭載型のドローン研究’を進めているとのこと。
ウクライナ軍のドローン活用:
ウクライナでの”無人機戦争”が、前線の作戦を変えた。
1.小型化し殺傷力を増し、操作が容易だ。
2.誰でも利用できるドローンは、戦場で優位である。
米国:スイッチブレード
スイッチブレードは、自爆攻撃で10㎞先の目標を破壊する。
アメリカの「エアロバイロンメント社」が開発。
ウクライナに、スイッチブレード300を供与し、戦場で使用中。
無人機が戦場を一変させた。世界中で無人機は強い需要がある。
イスラエル:エルビット・システムズ
イスラエル企業が開発した「次世代型」ドローン。
1.非常に扱いやすい。世界に普及し始めた。
2.自律飛行可能で、連続24時間飛行できる。
次世代型無人機の会場で、一番関心を集めていた。
エルビットは、常に革新的な機能を取り込む。
米ヒックス国防副長官:レプリケーター計画
ウクライナのドローン使用実態を調査し、計画を立案した。
1.’small,smart,cheap,many’と表現する。
2.2025年まで、数千規模の自律型ドローンを配備
レプリケーター計画で,中国軍に打ち勝つ。
A2AD(=Anti-Access/ Area Denial)戦略が、勝利の決め手だ。
CSIS:ベンジャミン・ジェンセン研究員
レプリケーター計画は、中国に対する抑止策だ。
1.中国海軍に対し、米海軍は大量ドローンを配備
2.この抑止策は、非常に費用対効果の高い戦略
レプリケーター計画計画を実行では、同盟国に協力を求める。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2024/03/19/38115.html
Ukraine to speed up drone development, commander-in-chief says |
NHK WORLD-JAPAN News
Ukraine’s military chief:
He says his forces will prioritize technology, including drones, to fight Russia, which has more weapons.
Ukraine’s Commander-in-Chief :Oleksandr Syrskyi
He made the comment Monday on social media.
Syrskyi said his priority is developing unmanned systems.
1.looking for asymmetric solutions to gain an advantage over Russia.
2.Ukraine’s military has been stepping up attacks on infrastructure in Russia using drones.
Ukrainian forces:
Short of ammunition due to the slow pace of military assistance from the West, facing Russian offensives on the front lines.
To cope with this,Ukraine is focusing more on producing drones and improving their capability,
as well as conducting strikes on Russia’s oil facilities, which are an important revenue source for Moscow.