台湾の潜水艦開発:英国政府が支援範囲を示す
Taiwan’s submarine development: UK indicates scope of support
台灣潛艇開發:英國表明支持範圍
ー英国政府が台湾のIDS開発計画を支援ー
ー2023 年、21 の軍事輸出を許可(SIELs)ー
ジェーンズ掲載記事からSummaryをお届けします。
英国政府統計:2023年第1四半期
2023 年第 1 四半期、’英国は、台湾向けライセンス発行状況’を、英国政府統計に記載した。
英国は、’台湾向け潜水艦の部品供与と技術輸出を継続中’である。
台湾のIDS計画:
英国は、台湾の防衛潜水艦(IDS)計画を、ほぼ確実に支持している。
IDS計画の最初の潜水艦:
9月下旬台湾が、’この計画で、最初の潜水艦’を公開しした。
中国と台湾の緊張関係が高まる中で、IDS計画がさらに進行中。
英国の統計:政府商務貿易省
政府商務貿易省・輸出管理共同部門が発表 した。
軍事規格個別輸出許可(SIELs):
2023 年の第 1 四半期、英国が台湾向けに許可した。
1.台湾に、21 の軍事規格個別輸出許可(SIELs)
2.3,160万ポンド(3,840万米ドル)相当。
台湾向けSIELsの内訳:
3.「潜水艦用ソフトウェア」、
4.「潜水艦用部品」
5.「戦闘艦艇の技術」、
6.「海軍電子機器の技術」、
7.「船舶エンジンの技術」
ML9カテゴリーの規模(2023年第1四半期):
第1四半期の、船舶・関連海軍装備品の全SIELsのうち、
’ML9として知られる英国輸出カテゴリー’では、580万ポンドだった。
ML9 の対象船舶とは: (水上または水中)
イギリスの輸出情報によると、軍事用途向けに設計または改造されたもの、
および特殊な海軍装備品や付属品が含まれる。
英国の輸出許可の動向:
2022 年実績を受け、2023 年も英国産業界に付与される。
2022年のSIELs実績:
1.2022年、98 SIELsで(2 億 4,360 万ポンド)
2.この内、33 SIELsで(1 億 4,710 万ポンド)、 ML9 に基づき授与された。
2022 年のSIELs内訳:
3.「潜水艦用部品」の永久・SIELsが20件、(潜水艦付属品および予備部品を含む)
4.「潜水艦の技術」の永久・SIELsが7件。
英国:台湾向け潜水艦部品の輸出拡大を承認
ロイター通信からからSummaryをお届けします。
英国政府・輸出許可データとは:
英国政府が、台湾向け潜水艦部品・技術輸出を目的に、企業に輸出許可を付与する。
ロイターが分析:
総額で、1億6,700万ポンド(2億200万米ドル)の記録を達成。
昨年の 9 か月間の英国政府・輸出許可データで判明。
今回の記録は、過去6年間を合わせた額よりも多く最大とのこと。
輸出許可は公的にアクセス可能:
データは英国輸出管理機構からのもの。
輸出管理機構は、輸出許可を担当し、英国国際貿易省内にある。
これまで、「台湾に関する最新数字」は報告されていなかった。
https://www.taipeitimes.com/News/front/archives/2023/03/14/2003796062