サムスン電子:’苦難の時期’迎える:TSMCと格差拡大(動画):
Samsung Electronics:’Time of hardship’ coming: Widening gap with TSMC:
三星电子:“艰难时刻”来临:与台积电的差距拉大
ー「サムスン挟み撃ち作戦」始まったー
日本半導体産業の評価:
日本の強みは:
- 半導体の素材・部品・装備と、
- NAND型フラッシュ生産では、
- 世界的な競争力を持っている。
一方弱みは:
- ファウンドリーと
- 後工程など半導体生産関連には、
- 「弱い」という評価を受けている。
日本とTSMCが協業:
今後日本とTSMCの協業は、さらに強化される。
日本政府が、ソニーを前面に出して、TSMCのファウンドリー誘致に力を入れているためだ。
ソニーとTSMC:
ソニーは電子機器で半導体イメージセンサーに強い。
2020年基準シェア47.6%と世界1位の企業だ。
生産量の相当数を、台湾TSMCに任せている。
サムスン電子は「苦難の時期」:
日本と台湾の半導体企業の牽制を受けるサムスン電子。
これから「苦難の時期」を迎える。
1-3月期のシェア低下:
ファウンドリー市場で1-3月期のシェアは17%。
前四半期より1ポイント低下した。
2021年2月、サムスン電子・米オースティン工場が中断した影響だ。
- 世界1位のTSMCとの格差は、
- 昨年10-12月期の36ポイントから、
- 1-3月期は38ポイントに広がった。
メモリー半導体の需要減少:
DRAM、NAND型フラッシュ主力事業では「長期好況の見通しが一段と弱まった姿」だ。
電子企業が、
- ディスプレー駆動チップ(DDI)、
- マイクロコントローラー(MCU)など、
システム半導体の品薄で、製品生産量を減らしている影響が大きい。
業界では「メモリー半導体需要も、これに合わせて減少する」との見通し。
サムスン電子は緊張状態:
- ライバルの積極的な投資の動きに加え、
- 主力事業であるメモリー半導体と、
- 未来の収益源ファウンドリー事業も、
いずれも最近は停滞した姿を見せている。
Joongang Ilbo | 中央日報
https://s.japanese.joins.com/JArticle/279175?sectcode=320&servcode=300