韓国:超純水を国産化へ:栗田工業、野村マイクロサイエンス(動画):
S.Korea:To domestically produce ultrapure water:Kurita Water,NomuraMicro:
韩国:在国内生产超纯水:栗田水工业、野村微科学
ー日本への依存度高い、国産化と人的資源養成ー
韓国超純水学会:
28日、韓国水資源公社本部で創立総会を開いた。
初代学会長には南宮垠(ナムグン・ウン)ソウル大研究教授が選出された。
南宮学会長:
半導体、
太陽光、
バイオ産業など韓国で使用する超純水は、日本の技術への依存度が極めて高い。
技術の国産化と人的資源の養成が不可欠だ。
超純水とは:
- 有機物や電気伝導度を最小化し、
- 不純物がほとんどないよう、
- 精製した水をいう。
特に半導体製造工程前後の洗浄作業に必要。
生産性を高める必須要素に挙げられる。
日本企業への依存度
現在この市場では日本:企業への依存度が非常に高い。
特に設計分野の場合、日本企業が韓国市場でシェア100%を占めている。
Joongang Ilbo | 中央日報
https://s.japanese.joins.com/JArticle/284329?sectcode=300&servcode=300
韓国:「政府主導の半導体製造向け超純水国産化協議会」が本格稼動
韓国環境産業技術院
韓国水フォーラム8月26日、半導体製造用の超純水の国産化に向けた協議体の初会議を開催した。
韓国環境産業技術院:
- 半導体製造向け超純水の、
- 国産化技術開発の必要性と、
- 技術需要先との協業を通じた、
超純水産業活性化について発表した。
純水処理用設備企業
CJK Alliance社韓国産業界を代表し、国内で製品を開発しても事業化が難しい現状を報告した。
- 性能検証体系の構築など、
- 国産化および事業化のための、
- 今後の課題について提言をした。
韓国環境部:
- 半導体超純水製造向け、
- 国産化技術開発について、
- 韓国環境部は合計480億ウォンを投入、
国産化を実現し、海外技術依存からの脱却を目指すという。
主な投資内容は、以下の通り。
装置開発(有機物紫外線酸化装置、溶存酸素除去装置など):56億ウォン
2400トン/日規模の実証プラントの構築:337億ウォン
超純水認証評価および検証システムの用意:25億ウォン
半導体廃水再利用率の向上:46億ウォン英国の水専門調査機関
Global Water Intelligence(GWI)超純水市場(設計、施工、運営)は、
- 韓国内で1兆ウォン、
- 世界市場が19.3兆ウォンで、
- 2024年にはそれぞれ1.4兆ウォン、
23.1兆ウォン規模まで成長すると予想されている。
韓国の超純水プラント:
現在、韓国内で
- Samsung Electronicsや
- SK Hynixなどの半導体工場のほか、
- SK Siltronなどの素材メーカーの工場に設置されている。
日本2社が独占
超純水プラントは、栗田工業ならびに野村マイクロサイエンスという日本企業2社による独占状態にある。
- そのための素材・部品・機器も日本勢が世界の特許の52%を占有。
- その後ろを、米国ならびに欧州勢が追従している。
韓国で国産化されている製品は、ごくわずかだという。
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