NTT:衛星-地上間、20Gbps通信:920MHz帯/衛星IoTプラットフォーム(動画):
NTT: Satellite-to-ground, 20Gbps communication: 920MHz band / satellite IoT platform:
NTT:卫星对地面,20Gbps通信:920MHz频段/卫星物联网平台
NTT:
衛星-地上間、20Gbps通信実現に向け、革新的衛星技術の実証実験を行います。
NTTとJAXA:
JAXAの衛星MIMO技術を活用して、920MHz帯/衛星IoTプラットフォームの軌道上での実証を行います。
本テーマは世界初:
- 「低軌道衛星MIMO技術」の実証試験、
- 「衛星センシング技術」の実証試験、
上記の実用化に取り組みます。
実施のプロセス:
衛星-地上間、20Gbps通信の道のり
- 2022年度、小型の実証用衛星打上げ、
- 2023年度まで、各種実証実験を実施、
- 衛星-地上間通信を大容量化(20Gbps超)、
全世界/低コストのセンシング(超広域衛星IoTプラットフォーム)の実現をめざします。
開発提案の背景:
IOWN/光・無線ネットワーク技術とJAXAの宇宙システム技術との融合を図ります。
そして、超高速大容量で、セキュアな、光・無線通信実現に向け、共同研究に取り組んでいます。
今回の「低軌道衛星MIMO技術」:
このたび、衛星軌道上実証に向けた、通信基本技術の確立に目途が立ちました。
920MHz帯/衛星センシング技術検証と組み合わせて、実証実験を行います。
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衛星MIMO(マイモ) とは:
衛星MIMO:
宇宙と地球をシームレスにつなぐ通信技術。
衛星通信では電波伝播環境が地上通信と大きく異なります。
宇宙衛星通信の難しさ:
伝播距離が長く遅延量が大きくなります。
携帯電話や無線LAN等で実用化されてきた通信技術を、そのまま適用することは無理。
衛星MIMOが解決:
衛星MIMOは、宇宙で収集された大容量データを、高速で地球に伝送する仕組み。
宇宙利用や探査の飛躍的な高度化・活性化を支える貴重な技術です。
MIMO(Multiple Input Multiple Output):
無線LAN通信を大容量化・高速化する技術。
送信機・受信機に複数のアンテナを用いて、同時かつ同一周波数で異なる情報を伝送します。