日本電気硝子:結晶化ガラスを正極材に:全固体Naイオン二次電池(動画):
NEG: Crystal glass as the positive electrode material:Na-ion 2nd battery:
Nippon Electric Glass:使用微晶玻璃作为正极材料:全固态钠离子二次电池
ー室温駆動に成功ー
2017年11月8日
日本電気硝子:
「結晶化ガラスを正極材に用いた全固体Naイオン二次電池」を試作した。
今回、室温駆動に成功したと発表した。
結晶化ガラスを正極材に用いた成功例は世界初だという。
構造はシンプル:
「高電位系活物質を開発すること」により、高エネルギー密度電池を作製できる。
- 資源量の豊富なナトリウムを用いる。
- 希少金属であるリチウムと比較して、
- 供給面での不安もない。
– fabcross for エンジニア
https://engineer.fabcross.jp/archeive/171109_neg.html
世界初、オール酸化物全固体ナトリウム(Na)イオン二次電池を開発
2021.11.18
日本電気硝子
全固体Naイオン二次電池について、
新たに結晶化ガラス負極材の開発を行い、
結晶化ガラス正極、固体電解質と一体化した、
オール酸化物全固体Naイオン二次電池の駆動に世界で初めて成功しました。
全固体Naイオン二次電池:
出力電圧が3Vで、リチウムイオン二次電池に匹敵する実用性を有します。
当社の全固体Naイオン二次電池は、ナトリウムや鉄を材料に用いています。
希少金属元素は不要:
リチウムやコバルト、ニッケル等の希少金属元素を全く必要としません。
発火や有害ガス無し:
安定な物質の酸化物材料で構成されている。
釘やナイフが刺さっても発火や有害ガスの発生がありません。
本開発の成果:
11月30日から開催される第62回電池討論会(於:パシフィコ横浜)にて報告します。
日本電気硝子