NEC:自衛隊向けソフトウェア無線機:メール送受信や位置表示(動画)」:  NEC: Software Defined Radio for Self-Defense Forces: Emails/Maps:  NEC:自卫队的软件定义无线电:发送和接收电子邮件以及显示位置

NEC:自衛隊向けソフトウェア無線機:メール送受信や位置表示(動画)」: 
NEC: Software Defined Radio for Self-Defense Forces: Emails/Maps: 
NEC:自卫队的软件定义无线电:发送和接收电子邮件以及显示位置

日本電気::

6月21日、約60社のマスコミに向け、東京府中事業場で、「屋外通信システム」の説明会を開催しました。

本年度から、陸上自衛隊が「屋外通信システム」を導入しています。

新しい屋外通信システム:

従来ハードウェアで処理していた無線通信を、ソフトウェア信号処理によって行なう新しい屋外通信システムです。

ソフトウェア無線機:

いままでは無線の種類によって異なる機器を用いて通信を行なっていました。

新しいソフトウェア無線機では、ソフトウェア・インストールで、さまざまな種類の無線機に対応できます。

さまざまな無線機に対応:

例えば

  1. 普段は、陸上自衛隊の無線機として使用、
  2. 災害時は、自治体が使用している防災無線に対応できます。

米軍との通信も可能:

  1. 地域と自衛隊員が直接コミュニケーションできます。
  2. 東日本大震災では、大いに活躍した。
  3. 今後は、陸海空自衛隊で統合運用させたり、米軍との通信も可能。

NEC パブリック ビジネスユニット:

記者会見で「ソフトウェア無線機は低コスト化と小型化に効果があった」と述べています。

低コストと小型化:

  1. 従来の無線機では、通信網ごとに機器を用意する必要がある。
  2. ソフトウェア無線機なら、1台で何通りの通信網にも対応。

タブレット端末:Android

  1. 操作面で大きな変化は、無線機に新たに追加された「タブレット端末」
  2. タブレット端末はAndroidで動作、ほぼすべての操作が可能。

メールの送受信や地図表示:

  1. メールの送受信や地図を使った位置情報、
  2. データ通信などにも対応。

いままでの無線機では、現在地を知らせる場合は音声に頼っていました。

新型無線機ではタブレットを使って地図と絵で位置を知らせることができる。

デモンストレーション:

  1. 地図上にマークをつけた情報を無線で飛ばし、他の端末に表示。
  2. 自衛隊員が、スマートフォンと同じ感覚で、無線機を使える。
  3. 画面で操作するため、無線機本体からボタンやスイッチを減らせる。

自律分散型ネットワーク:(アドホック)

通信網の中枢を担うアクセスノードから通信が遮断された際に、「通信可能な端末同士が自動的にネットワークを構築する仕組み」

  1. 部隊が基地から遠く離れたときも、部隊内で相互通信が可能。
  2. この通信は、主に防衛用途で使用される。
  3. IPネットワークの遅延が、発生しない仕組みを構築。

これは兵器を運用する際にはもっとも重要です。

通信経路を最適選択する技術や優先処理技術により、ネットワーク状況が変化しても、遅延時間と伝送容量を、保証します。

民間事業で利用:

現在運用されているのは列車無線で、小田急電鉄に導入されています。

ソフトウェア無線は海外でも需要があるという調査結果が出ている。

今後は国内だけでなく、海外での展開も考えている。

RBB TODAY

https://www.google.co.jp/amp/s/s.rbbtoday.com/article/2013/11/21/114156.amp.html