三菱電機:オゾン可溶化反応装置を開発:バイオガス20%増産(動画):
Mitsubishi : Ozone solubilization reactor: Increased biogas by 20%:
三菱电机:开发臭氧溶解反应器:沼气产量增加20%
ー温室効果ガス削減に貢献ー
2021/11/17
三菱電機
日鉄エンジニアリング濃縮余剰汚泥を対象とした、下水処理場向け「オゾン可溶化反応装置」を開発しました。
「オゾン可溶化反応装置」:
下水汚泥に含まれる微生物を主体とする難分解成分を、オゾンガスで効率的に溶かします。
建築技術審査証明を取得:
日本下水道新技術機構の建築技術審査証明を取得しました。
新型装置の特長:
- 攪拌技術と高濃度オゾンを適用し、
- 「オゾン可溶化反応装置」により、
- バイオガスの増産を実現します。
均一分散させる撹拌技術
特殊な攪拌翼を用いて、高濃度オゾン気泡を微細化する。均一分散させる撹拌技術を開発高濃度オゾンを適用
撹拌技術と高濃度オゾンを適用した。従来のオゾン処理:
オゾン消費率は30%以下。今回のオゾン処理:
オゾン消費率は80%以上。濃縮余剰汚泥を可溶化可溶化した濃縮余剰汚泥の利用
分解時に発生するバイオガスを、従来比22%増産出来ることを確認濃縮余剰汚泥の可溶化
消化槽における下水汚泥の分解を促進し、廃棄汚泥の削減に貢献
- 既設下水処理場に、本装置を容易に設置できる。
- また大規模システムの新規構築が不要となる。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP621859_X11C21A1000000/