JOLED:印刷方式/有機ELディスプレイを開発:2020年量産開始(動画):
JOLED:Developed printing method/organic EL display:Mass production started in 2020:
JOLED:开发印刷方式/有机EL显示器:2020年开始量产
中型・高精細の有機ELディスプレイを効率的に生産
JOLED:
株式会社JOLEDは、有機ELディスプレイ(OLED)を開発・生産・販売する会社です。
このたび、JOLED能美事業所に、世界初の印刷方式による有機ELディスプレイの量産ラインを稼働します。
独自の印刷製造方式で、「中型・高精細の有機ELディスプレイ」を、効率的に生産出来ます、
印刷方式:有機ELディスプレイ
高性能・高品質な
- 有機ELディスプレイ、
- ハイエンドモニター、
- 医療用モニター、
車載などの用途向けに生産していきます。
能美事業所:量産ライン
基板サイズ:G5.5(1,300×1,500mm)、月産2万枚(ガラス基板投入ベース)の生産能力を備えます。
独自の印刷方式のメリット:
1. 高精細印刷による高性能・高品質な製品、
2. RGB OLEDとしては最大基板を高速印刷※1で一括成膜する高い生産性、
3. 高速段取替・機種交換による多品種対応力、が特長。
2018年7月に能美事業所を開設して以降、新棟建設、設備搬入、ラインの構築を進めてきました。
2020年の量産開始に向け、顧客に提供するサンプルの試作を順次進めていきます。
JOLED
https://www.j-oled.com/press/20191125/
新技術「印刷方式」で有機EL量産化 世界初の生産ライン整備 | NHKニュース
工場にはインクジェットプリンターの技術を応用し、パネルに材料を付着させる「印刷方式」と呼ばれる新たな技術で有機ELを量産化する世界で初めての生産ラインが整備されました。
スマートフォンやテレビなどのディスプレーとして利用が進む有機ELの分野では、韓国メーカーが世界シェアの大半を握っていますが、JOLEDとしては、新たな製造方法で、コストを抑えることで競争力を高め、シェアの拡大を図りたいとしています。