中国と韓国製EV:フランス政府補助金の対象外へ
EVs made in China and South Korea: Will they no longer be eligible for French government subsidies?
中國和韓國製造的電動車:它們將不再有資格獲得法國政府補貼嗎?
ーフランスがEV補助金最終案を発表ー
ー評価点を、補助金支給基準に反映ー
Joongang Ilbo掲載記事からサマリーをお届けします。
フランス政府:
9月20日「EV補助金最終案」を発表した。
EV補助金の最終案:
EVの主要部品と素材を生産・製造する場合。
発生する炭素排出量を算定し、これに評価点数を付ける。
韓国の自動車業界が、打撃を受けると予想される。
フランスが最終案を公開:
フランスは、7月28日に草案内容を公開した。
各種意見の取りまとめを経て、この日最終案を公開した。
カーボンフットプリントを評価:
EV生産過程全般の炭素排出量(カーボンフットプリント)を評価する。
評価点を補助金支給基準に反映するのだ。
中国と韓国製EV:
最終案は、「中国製EVの拡散を牽制する側面」が大きい。
もちろん、「韓国製EVも補助金対象から除外される可能性」が高い。
フランス環境エネルギー管理庁(ADEME)
改編案の骨子:
生産からフランスへの輸送まで全過程の炭素排出量を反映した「環境点数」を付ける。
環境点数で、補助金対象の可否を評価する。
韓国製EVは補助金で不利:
韓国製EVは、「欧州EVより化石燃料エネルギーの割合」が大きい。
また、「長距離輸送による炭素排出量」も評価に反映される。
海上運送部門の炭素排出係数:
草案で、炭素排出係数が過度に設定されていると指摘された。
しかし(0.1)が、最終案でそのまま維持された。
現代の市場シェア:
現代にとって、欧州は3番目に大きい市場である。
補助金が支給されない場合、現代に大きな打撃を受ける。
現代への影響:
現代は、昨年フランスで、EV1万6570台を販売。シェア5位を記録。
このうち1万48台は、韓国で生産し輸出したもの。
68.4%が、補助金支給の恩恵を受けた。
韓国政府の意見書を反映:
今回、「韓国政府の意見書と実務協議内容の一部」が反映された。
韓国が、部門別の係数算定に異議がある場合、該当企業は異議を提起できる。
異議提起時には、フランス政府が2カ月以内に検討・決定。
フランス側が拒否した場合:
フランス政府が、「韓国側の改編案異議申し立て」を受け入れない場合。
韓国で生産したEVは、来年1月1日から補助金支援対象から除外。
https://s.japanese.joins.com/JArticle/309327?sectcode=320&servcode=300