EVチャージャー:数十台のEVを同時充電
EV charger: Simultaneously charge dozens of EVs
電動車充電器:同時為數十輛電動車充電
ー日立の高度な充放電制御技術ー
ー日立が、2023年10月に製品化ー
EV-times掲載記事からSummaryをお届けします。
日立インダストリアルプロダクツ:
「マルチポートEVチャージャ」で、数十台のEVを同時充電を実現。
大容量「マルチポートEVチャージャ」を、2023年10月に製品化する。
数十台のEVを同時充電:
普通充電であれば数十台のEVを同時に接続・充電が可能だ。
「通勤車にEVを勧める企業」に、不可欠の機器となる。
「マルチポートEVチャージャ」の長所:
「複数台のEVの同時急速充電」を可能にした。
「同時充電台数を、自由に変更できる」のだ。
「系統増強のための追加工事は不要」であり、系統混雑を緩和できる。
「再生可能エネルギー電源との接続量」を増加できる。
高効率な電力変換技術:
「EVが持つ分散型エネルギーリソースの価値」を最大化する。
日立は、「CHAdeMOの実証プロジェクト」に参画している。
CHAdeMO3.0:次世代充電規格:
「マルチポートEVチャージャ」で「CHAdeMO3.0(ChaoJi2)」の検証を実施する。
世界中のEVメーカー向けに、実証サイトを開放:
大みか事業所(日立市)に、国内唯一の次世代EV充電規格実証拠点を構築した。
国内外のEV向けに、「2023年10月から2年間、解放する」
CO2削減の取り組み:
日立の土浦事業所・駐車場に、同機器を設置する。
「勤務中のEV充電を可能にすること」で、従業員のEV導入を促す。
通勤車向け実証サイトを、「2024年4月からオープン」
機器の主な特徴:
1、拡張性
最高出力500kWの範囲内で、90kW×5口、25kW×20口など出力調整・同時充電が可能
2、大容量
最高出力250kW・500kWの2機種を準備。高出力充電(超急速充電、大型EV充電)に対応可能
3、V2X
EVを電力リソースとした電力デマンドコントロールに利用。
同時充電台数を、事業所のEVの台数に応じて変えられることが利点だ。
「機器一台で同時充電制御」の意義:
充電渋滞を解消:
充電時間効率化と充電渋滞の解消を実現した。
出力調整が可能:
「大容量バッテリーEVと、小容量バッテリーEV」を、一つの機器で同時充電・管理できる。