COVID-19:「アビガン」の状況報告:日本感染症学会(動画):
COVID-19: Status Report of “Avigan”: Japanese Society of Infectious Diseases:
COVID-19:“ Avigan”的现状报告:日本传染病学会
COVID-19:
2020年4月18日 19時27分
日本感染症学会:
日本感染症学会は18日、感染対策のため、観覧者を入れずに講演をインターネットで配信する形で、東京都内でシンポジウムを開催。
新型コロナウイルス対策/政府専門家会議メンバーや、治療医師などが、状況報告しました。
「COVID-19患者治療で、インフルエンザ薬/ぜんそく薬投与で、改善したケース」などが、報告されました。
藤田医科大学:
土井洋平教授が、インフルエンザ治療薬「アビガン」を、患者に投与した状況について報告しました。
「アビガン」:
- アビガンを投与された300人中、
- 軽症/中等症の患者では、およそ90%改善、
- 人工呼吸器が必要な重症患者では、およそ60%改善
2週間後に、症状改善が見られました。
土井教授は現在行われている治験で、更に効果を確かめる必要があるという考えを示しました。
「オルベスコ」:
吸い込むタイプのぜんそくの治療薬「オルベスコ」についても報告されました。
- 肺炎になったあとで、投与された75人中、
- 3人:症状が悪化して、人工呼吸器が必要な患者、
- 2人:亡くなった患者、
この薬を使わない場合に比べて、「悪化する割合を、下げられる可能性がある」としています。
「医療崩壊」:防ぐ役割
愛知医科大学/森島恒雄客員教授は、ぜんそく薬「オルベスコ」を、患者に投与する臨床研究に関わっています。
今回のデータだけではまだ断定はできない。
オルベスコ投与により、「重症肺炎になって、人工呼吸器が必要になる患者を、減らせる」可能性がある。
NHKニュース
https://www.google.co.jp/amp/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20200418/amp/k10012394661000.html