COVID-19:イベルメクチンに慎重態度:中央防疫対策本部/鄭銀敬本部長(動画):
COVID-19: A cautious attitude toward “ivermectin”: Central Epidemic Headquarters:
COVID-19:对“伊维菌素”持谨慎态度:中央流行病对策总部
韓国の防疫当局:
新型コロナウイルス治療に、「寄生虫感染症治療薬イベルメクチンが効果があると云う」ことに、否定的見解。
「海外の研究結果について、安全性と効果が十分に確認されていない」として、慎重な態度を示しました。
中央防疫対策本部;鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長
4月6日、オーストラリア・メルボルンのモナッシュ大学の研究チームが
「イベルメクチン」が新型コロナウイルスの増殖を48時間以内に抑制するという実験結果を発表しました。
しかし、
- 薬剤に対する研究段階の提言であって、
- 臨床で検証されたわけではない。
- 安全性、有効性がまだ確認されていない。
と明らかにしました。
韓国:食品医薬品安全処
- 一般的に抗寄生虫薬は吸収率が低い。
- 治療剤として開発するためには、臨床試験などの追加研究が必要。
- 現在、韓国では「イベルメクチン」が含まれた抗寄生虫薬は、許可されていない。
輸出用として1つの品目が許可されているということです。
「イベルメクチン」:
寄生虫感染症の治療薬です。
1970年代にアメリカの製薬会社メルク社と日本の北里研究所によって共同開発されました。
KBS WORLD Radio
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=75414