タタ・エレクトロニクス:インド地場企業で、初めてiPhone生産へ
Tata Electronics: First Indian company to produce iPhone
塔塔電子:第一家生產 iPhone 的印度公司
ータタが台湾ウィストロン子会社を買収
ー中國からインドへ、iPhone生産を移管
ジェトロ掲載記事からSummaryをお届けします。
タタ・エレクトロニクスが買収:
台湾ウィストロンのインド子会社を買収し、iPhoneを生産する。
買収が実現すれば、’インド地場として初のiPhone生産企業’となる。
タタの買収額は、1億2,500万ドルとみられる。
ラジーブ・チャンドラセカール:電子閣外相
(兼技能開発・起業促進閣外相、副大臣級)
10月27日、X(旧ツイッター)への投稿で、買収計画を明らかにした。
PM, @narendramodi, Ji’s visionary PLI scheme has already propelled India into becoming a trusted & major hub for smartphone manufacturing and exports., Now within just two and a half years, ,
@TataCompanies, will now start making iPhones from India for domestic and global markets from India., Congratulations to the Tata team for taking over Wistron operations.,
Thank you, @Wistron, for your contributions, and great going for Apple in building a global supply chain from India with Indian companies at its helm.
インド国内のiPhone生産会社:
1.ウィストロン(緯創資通)
2.フォックスコン(鴻海精密工業傘下)
3.ペガトロン(和碩聯合科技)
台湾系のEMS3社:
インド南部のタミル・ナドゥ州とカルナータカ州。
上記3社が、iPhoneの複数機種を生産している。
(2023年5月22日記事参照)
中国iPhone15をインドにシフト:
2023年9月発売のiPhone15は、発売当初からインド製のモデルが市場に出回った。
今後、中国からインドへのiPhone生産シフトが加速する。
(2023年10月24日記事参照)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/11/ea6e8416edb380e4.html
中國からインドへ:iPhoneの生産移管進む
ジェトロ掲載記事からSummaryをお届けします。
インドで iPhone15生産:
インドで、米アップルiPhone15の生産が始まった。
インド製モデルとして、発売当初から市場に出回る。
iPhone15の販売開始:
iPhone15は、9月22日にインドで販売が始まった。
過去機種の生産開始:
iPhone14、発表から20日遅れで 、インド生産開始
iPhone13、発表から半年遅れで、インド生産開始
iPhone15のインド生産開始体制は、順調に整いつつある。
(2022年10月6日記事参照)
iPhoneに関する現地報道コメント:
タイムズ・オブ・インディア(9月14日)
インドでのiPhone販売規模はまだ小さい。現在、販売の主軸は旧型モデルだ。
ビジネス・スタンダード(9月30日)
インドでの生産コストは、インド政府補助金を加味しても、中国に比べ7~8%高い。
ビジネス・スタンダード(9月30日)
主要部品への輸入関税により、7~8%のコスト上昇となる。
フィナンシャル・エクスプレス(9月15日)
インドでのiPhone生産は、中国への集中排除が目的だ。販売価格低下にはつながらない。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2023/10/04fe3805dde56c6c.html