ガラス基板の指紋センサー。透明で大画面化にも対応
米FBI:JDIの指紋センサーをPIV認定: 台湾・iMD社(動画):
US FBI: JDI fingerprint sensor certified by PIV: iMD, Taiwan:
美国联邦调查局:PIV认证的JDI指纹传感器:台湾iMD
FBIが品質認定:
JDIの指紋センサーが、FBIの品質規格「PIV」に認定されました。
指紋の画像イメージの品質を、保証します。
サイズは
- 12.8ミリメートル×18.0ミリメートル、
- 20.3ミリメートル×25.4ミリメートルの2種類。
JDIの指紋センサー:
台湾の指紋センサーメーカー:イメージ・マッチ・デザイン(iMD)と開発したもの。
JDIのセンサー素子:
JDIがセンサー素子を載せたガラス基板を製造し、iMDが基板を切り分けるなどしてセンサーモジュールを生産します。
東浦工場(愛知県東浦町)で量産を開始した。
LTPS(低温ポリシリコン)の技術:
JDIは、液晶パネルで培ったLTPS(低温ポリシリコン)の技術を、センサーへの応用を進めている。
従来のセンサー:
「センサー素子を搭載する基板には、シリコンを使う」が、性能が低く、コストも高い。
今回のセンサー:
ガラス基板を使っているので、コストが安い。
また、一度の工程で、センサーチップを、大量生産できる。
日経新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62974830U0A820C2X20000/
JDI:高性能ガラス指紋センサー量産開始:セキュリティー強化に対応
[東京 24日 ロイター]
ジャパンディスプレイ(JDI)
8月24日、米連邦捜査局(FBI)に認定登録された静電容量式ガラス指紋センサー2品種の量産出荷を開始したと発表した。
中国やインド、欧米の状況:
世界各国の
政府系機関や
金融機関、
教育現場などで、更に信頼性の高い個人認証の必要性から、大型指紋センサーのニーズが高い。
従来より、更に広い範囲を測定できる大型指紋センサーが、求められている。
今後、さらなる市場拡大が見込まれるという。
静電容量式指紋センサー:
小型・薄型端末に採用されている静電容量式指紋センサー。
ガラス基板を用いたJDI製品
シリコン製に比べ、コストを抑えながら、大面積化が実現可能。
今後のセキュリティー強化対応に貢献できるとしている。
Article [AMP] | Reuters