🔬iPS細胞におけるゲノム変異の解明 | 理化学研究所
要旨
理化学研究所(理研)ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門と、量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所放射線障害治療研究部、大阪大学大学院医学系研究科の共同研究グループは、マウスおよびヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)樹立時に生じるゲノム変異のパターンを全ゲノムレベルで明らかにしました。
今回、共同研究グループは、マウスおよびヒトiPS細胞樹立時のリプログラミングの際に生じた点変異のデータと、ヒストン修飾などのエピゲノムデータを統合し、点変異のゲノム上の分布パターンを全ゲノムレベルで調べました。
本研究は、米国のオンライン科学雑誌『Cell Reports』に(10月10日付け:日本時間10月11日)に掲載されます。