フィリピン:警戒管制レーダーを日本から輸入へ
Philippines: To import warning and control radar from Japan
菲律賓:將從日本進口預警和控制雷達
ー南シナ海の1/3~1/2を監視可能
ーフィリピン空軍の仕様に基づくレーダー
FNNプライムオンライン掲載記事からSummaryをお届けします。
日本の防衛省:
11月2日、日本製警戒管制レーダー4基のうち、1基を納入した。
岸田首相のフィリピン訪問:
岸田首相は11月3日、フィリピンとマレーシアを訪問する。
これに先立ち、日本からフィリピンに対するレーダー移転を実施した。
警戒管制レーダーの輸出:
三菱電機が、今年10月にフィリピン空軍に納入したもの。
戦闘機やミサイルを探知する警戒管制レーダーだ。
4基のうち、固定式の1基を先ず納入した。
日比が協力して2020年に輸出契約を締結。開発・製造を進めてきた。
450㎞の監視範囲:
フィリピンのルソン島沿岸部に設置すれば、 ’450㎞程度の範囲’を監視できる。
地球は丸いので, 南シナ海の1/3~1/2ぐらいを探知範囲に入れることが可能。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06dbe45331c68ebca40b7e60bc706d5e17bc3b51
日本の防衛省:フィリピンへの警戒管制レーダーを納入
契約当事者:フィリピン国防省と三菱電機
契約金額:約1億ドル 契約内容
契約成立日:2020年8月25日
レーダーの概要:
’フィリピン空軍の要求仕様に基づくレーダー’を開発・製造した。
1.航空自衛隊固定式警戒管制レーダー装置(J/FPS-3)
2.陸上自衛隊対空レーダー装置(JTPS-P14)
今回納入された警戒管制レーダーは、’FPS-3ME’
契約履行に係る推移:
2020年 8月 契約締結
2022年10月 1基目の国内製造完了
2023年10月 1基目レーダーの納入(今回)
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2023/11/02d.html
岸田首相とマルコス大統領:沿岸監視レーダー供与で合意
NHK フィリピンからSummaryをお届けします。
マルコス大統領との首脳会談:
フィリピンを訪れている岸田総理大臣。
3日午後、会談は、首都マニラの大統領府で行われました。
日本が沿岸監視レーダーを供与:
両首脳は、海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障協力を強化する。
同志国の軍に防衛装備品などを提供する。
新たな枠組み・OSAを適用した。
日米比連携を重視:
両首脳は、自衛隊とフィリピン軍が共同訓練を行う際の対応を取り決めておく。
アメリカを含む3か国の協力をさらに強化していくことで一致しました。
南シナ海の領有権争い:
’中国によるフィリピンの船舶への妨害行為’が、毎月続く。
10月にはフィリピン軍の輸送船と中国海警局の船が衝突した。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231103/k10014246551000.html