📉日本の石油統計速報・10月分平成29年11月30日

📉日本の石油統計速報・10月分平成29年11月30日

資源エネルギー庁資源・燃料部政策課

1.原油の動向

１０月の原油輸入量は１，４４３万kl、前年同月比９５．８％と３ヶ月連続で前年を下回った。輸入量の多い順にみると、

(1)サウジアラビア（５７３万kl、前年同月比９２．１％）

(2)アラブ首長国連邦（３８５万kl、同１１３．５％）

(3)カタール（１１３万kl、同１０５．０％）

(4)クウェート（８８万kl、同８３．６％）

(5)イラン（８２万kl、同８２．０％）

なお、今月の中東依存度は８７．７％、前年同月に比べ０．７ポイント増と３ヶ月連続で前年を上回った。

2.燃料油の生産

燃料油の生産は１，３３９万kl、前年同月比９５．７％と３ヶ月連続で前年を下回った。油種別にみると、ガソリン、灯油及び軽油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、Ａ重油及びＢ・Ｃ重油は前年同月を下回った。

3.燃料油の輸入、輸出

燃料油の輸入は２７３万kl、前年同月比１２７．２％と３ヶ月連続で前年を上回った。輸出は１９４万kl、前年同月比８１．９％と４ヶ月ぶりに前年を下回った。

4.燃料油の国内販売

燃料油の国内販売は１，３８９万kl、前年同月比９７．８％と前年を下回った。油種別にみると、ナフサ及び灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、軽油、Ａ重油及びＢ・Ｃ重油は前年同月を下回った。

5.燃料油の在庫

燃料油の在庫は１，０３２万kl、前年同月比１００．０％（微増）と３ヶ月ぶりに前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油及びＢ・Ｃ重油は前年同月を上回ったが、ナフサ及びＡ重油は前年同月を下回った。

経済産業省